Blackline Drag Racing

blacklineの RACEや日々作業blog

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こんにちは

すっかり、暖かい日が多くなってきました
夏嫌いな自分は、、、チト 複雑でございます

さて、
暖かくなると 増えますのが、ミッションやGEAR 作業

DOG ミッションなんかも お問い合わせも多いのですが
ミッションの種類も色々と、、あります

割と多い ご質問 ミッションの種類など、、、です


これは先日修理した、、DOG

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DOGミッションをばらした事がある方は違和感を感じる?と思います
そう、、、、ブレーキ側のDOGがひっかからないように スラントされております

つまり前進中にアクセルを抜いてしまうと、GEARが抜けてしまいます
こういうのを、クラッチレス と言うのですが
AIR SHIFTや Vゲートなど、、主にDRAG RACEで使用されるミッションです


普通のDOGミッション シーケンシャルミッションなどのDOGは
こういう感じ

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ブレーキ側にもDOGがあります

つまり、アクセルOFFだと、エンジンブレーキがかかります

どのミッション、特殊な構造なものを省いて
ミッションというのは、MOTORのPOWERを路面に効率的に伝えるために
GEARをチェンジして 比率を変更していきます、
これがシンクロ付きタイプだろうと、DOGでも同じです、

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こんな感じで、真ん中のPLATEが OUTPUTシャフト直結しており、
ここから出力して これがDriveSyaftにつながり動力を出力します

ニュートラルだと、このDPlateとSyaftは停止し
ギアだけがグルグル回っております

このPLATEに動力を伝える為に GEARを繋げるのですが
たとえば、向かって右から左に切り替えて GEAR比を変更する場合

シーケンシャルや、普通のミッションだと
抜いて入れる、、、この抜く、時間がかかってしまいます

DRAG RACEは、時間が短い分、シビアなRACEですので
色々なところで 勝つ要素 速く走る要素が必要になります

POWERがいくらあっても、伝わっていかいないと意味がないわけです

ですので、クラッチレス ミッションは
これも構造など、色々種類もありますが

簡単に言うと 2速入れたまま、抜かずに、3速に入れてしまうわけです

ただ、これを普通のミッションで行うと 2重噛み合い、、、動力の入力が2系統になりますので
LOCKして、低いGEAR側が破損します

ですので、ブレーキ側をスラント形状に、、、要はひっかからないようにしておけば
下のGEARは、回転差で勝手にぬけてくれるので、
抜く時間がいらなくなります

通常のDOGミッション、シーケンシャルなどでも ブレーキ側をスラントさせると
抜く抵抗がなくなるのでシフトが速くなったりもしますが

アクセルを緩めてしまうと、GEARが抜けてしまいますので
使い方は限定されてしまいます


という事で、、ミッションにも色々ありますよ、、の1例です

車の運転は、、ロガーを見れば良く解ると思いますが
アクセルワークよりもweightが大きいな、、と思うのはclutchワーク

早く走る、、周回走行でもDRIFT走行でも、DRAGでもクラッチをどう滑らせるか?
を意識するともッと 楽しいかもしれません(^^)

それではーーーー


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こんにちは

先週は1台納車の1台お預かり(^^)

SKYLINE  GTR  32GTRです

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去年制作した1台でございます
全く STDの状態からでしたので
補器類 マネージメントも全てモディファイした車両

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SPECは、blacklineでは、一番多く組む仕様

BC30の280ー10,8のCAMSYAFT STD クランクシャフトで
PISTONEはCOSWORTH コンロッドはH断面でございます

OIL POMPなどは、N1  STD品 
OILパンは大きくしてあります

それに、一番小さい T88  3層I/Cコアで配管などなど制作
シングルPOMPですので、600psチョイまでのPOWER

街乗りにはお勧めの仕様です(^^)

今回は、先月完成した、HKS HOLINGERの DOGミッションを搭載します

ギアが割れてしまっていたので、ギアはスパーでですが、制作したミッション

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ついでにというか。。。色々 配管や、クラッチも変更になるので
partsをチョイスして、組むのですが、、、

このミッション、REVERS ランプのスイッチがありません
HKSは結構 ついているのですが、、、
無い、、、外れてるのではなくて、、、元々無いのです

まあ、、、無ければなくて良いでしょう?とお客様には
伝えてあったのですが、、、、

お預かりした当日、、、

(やはり、、、つけられませんか?どこかに、、、、)

と、、、、
もうトランスファーも組んであるし、、、
全部バラすと、結構金額も再度かかりますので

リンケージハウジング内で、、、
ダメだったら、、、レバーの周辺に装着するか、、、と

まずは、、、分解できる箇所、、、
コントロールハウジングなどなどを分解
スペースや動きを確認して、、、、
寸法を見てから

MICRO SWを購入

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国産メーカーの物(^^)

そして、、、コントロールハウジングのフタの治具を制作して

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MICRO SWにテスターをつないで、、、
位置を少しずつ出しながら SET位置を探ります

高さや、、、他のギアポジションで被らないように、、、位置を、、、
ミッションの前に座って、、、、
加工室に行って ブラケットの高さ変えたり、、、、

2日くらい、、、かかっております

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おおよそ良さそうな位置は見つかりましたが、、、かなり寸法がシビア、、、、
もう少しかかりそうでございます

速く終わらせないと搭載ができないのですが
チト 時間かかりそうな、、、作業

たかが、、、REVERSランプ、、、されど、、、、
ですね、、、

もう少し ネチネチ進めます(^^)

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