Blackline Drag Racing

blacklineの RACEや日々作業blog

タグ:H断面コンロッド

こんにちは

昨日は また1台お預かり
涼しくなってきたからか、、

OIL交換に来られる方も 増えます


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SKYLINE GTR  
この車両も、280-11mm前後 BC30 のCAMSYAFT
にT51R SPL 
クランクシャフトはSTDの REARを研磨して短く加工
ATIのプーリーを使っております

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BOSH PUMP ×2 です
900psくらいまで 出ますが、、、
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STD CRANKなので、走行時は、800ps以下で という感じです

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やはり、STD は 800以下が無難です
RBはどうしても METALが不安でございます
また、回転数も低い位置で完結するようにしておりますので
わりと、リフトのあるCAMSYAFTを使用します
VPもカツカツに詰めるわけではないですが
OLとの兼ね合いも、この辺りのCAMSYAFTが良いかな?と思っております
音も とても良いし(^^)

あとはサージタンクを制作してあげると、結構変わってきます
制作する概念としては、、BOOSTが例えば 1kならば
2気圧に加圧された空気が各気筒 均等に吸い込めるように、、という感じにします
これも考え方で変わる部分かもしれませんが

これで制作したものが最も 使いやすく 結果がでてるかな?という感じです(^^)


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ミッションはシンクロ付きのクロスミッションですので
競技に出るとかではなく DRIVE用でございます(^^)

この車両も新車からのONE OWNER
久しぶりに息子ちゃんを見ましたが
やはり、、、よその子供はすぐ大きくなるよね、、、

と言うのはホントですね(^^)
大きくなりました

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上のおねえちゃんは今は大学受験とのこと、、、
ホント早いものです(^^)

さてさて、お預かり車両も多くなってきたので
ネチネチこなしてまいります

それではーーー


#blackline #ブラックライン #BCNR33 #33GTR #RB26 #T51R #BOSHPUMP
#GTR #COSWORTH #H断面コンロッド #クロスミッション #エンジンOH 



こんにちは

いやいや、ぐーーーと寒くなってきましたねー
年末感すごい(^^)

エンジン室では、次の EJ20、、、、つーか最近は本当に SUBARUが多いです
工場もSUBARUだらけ

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置くでは COPINとARISTOが進んでいますが、
他は SUBARUだらけです

エンジン室では
EJ207

このSPECも定番化してきていますが

まず腰下は
PISTONE COSWORTH コンロッドH断面
METAL出しをして
PARTSが来たら確認して、表面処理の加工にだします

メタルの寸法出しは実測からの引き算です
内径から、シャフト外径を引いて
目標のクリアランスを引いて 割る2でメタル寸法でございます

計測画像がなぜか見つからないので 計測画像は
前回のEJ20の様子でございます


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BOAゲージ MICROなどでアチコチ計測

コンロッドなども締め付け具合で真円度が変わりますので
ボルトの伸びを計測します

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あるトルクまで締めて緩めて 0に戻るか?などを確認します
ここで寸法が狂う場合 ボルトの伸びなど異常が出たりしますので
伸びで管理します、
(メンドクセー事してんなおい、、、)

と思うかもしれませんが
METAL トラブルで随分悩んだ事もありますので
ここは、色々な回避方法を使います

PITONEはCOSWORTH リセスカットなど加工も完了してあります

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組み込み前に まずは RINGの合口合わせをします
TOP second  OIL2本 エキスパンド

中々時間がかかります

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実際にシリンダーに入れて ゲージで隙間を計測 研磨していきます
バリ取りもして 洗浄をしたら組み込みですが

夏にWET BLASTを入れたので BLOCKや各パーツはブラストで洗浄しました

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MOTOMiの顔がヤバい(^^)
ツー事で、、、、ネチネチ組み込みます

CRANK SYAFT コンロッド周りまでは机上で組み込み

STANDの移動

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ここから HEAD を組んでいきます
CAM SYAFTを2か月くらいまったので 随分遅れました、、、

しかし、、、COSWORTHはいつ見てもいいものですね(^^)

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そうそう、別に COSWORTHの広報でもなんでもないのですが
なぜ、COSWORTHを良く使うのか?というと

やはり、仕事柄 昔から色々なPITONEを使いましたが
COSWORTHはまだ致命的なトラブルや壊れ方を一度もしていないから、、、なんです

BOOST 4K(5気圧)とかでも大丈夫だし、、、
自分の中の小さい 経験値、、、でございます

なので、長年やっている方なんかは、それぞれ信頼のおけるパーツだったり
使いやすいPARTSだったり、それぞれあるのだと思います

こういったPARTSは使い方 組み合わせ SETなどで大きく 耐久性も役割も変わりますので
しっかりとした、トータルでのプランニングが大事だと思っております(^^)


ツー事で ここからHEAD組み込みにはいります

それではーーー(^^)


#blackline #ブラックライン #SUBARU #インプレッサ #GGB #インプレッサワゴン
#EJ20 #エンジンOH #COSWORTH #H断面コンロッド





こんにちはー

今日はチト 暖かくなるらしいですが、
1週間ですごい変化ですね

体調きをつけないと、、でございます

さて、

作業進行中のPROJECT  

SUBARU  GRBでございます

PISTONE RING の合口合わせも終了したので
BLOCKに METAL ベアリングを組み込み

Crank Shaftを サンドします

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ここから
コンロッドを組み込み

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PISTONE 入れていきます
いつも HEAD 閉じる度に PISTONE サヨナラって思いますが

まあ、、あまりすぐには 会いたくないものですねー


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EJ20は割と組む MOTORですが、、
やっぱチト 直列にPITONEがあるエンジンと比べると組み方が違います

RBのほうが、内燃機加工なども安いくらいだし

同じく HEADが2個のV型とも違います
あっ、、、面研しすぎると 左右に渡って装着しなければいけないPARTS
例えばマニフォールドなどが そのまま装着できなくなるので
そこが要注意でございます

PISTONE 組み込み REARのOIL SEALを入れたら
エンジンハンガーに移動(^^)

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次はHEADを組みますが
ここからSTANDなので、作業がしやすくなります

まだ先は長い、、、ですが
こういう作業は、分解してから 1度洗浄してから、各部計測 確認
その後 内燃機加工、

仕上がり後 またバリ取りや養生、仕上がり寸法の計測
そして、仕上げで洗浄にて

やっと組み込みです
下準備のほうが何十倍も手間がかかります

千里の道も一歩から、、、
手を抜かずネチネチこなす 地味な作業が必要となります



そうそう、、、おまけですが
DRAG MACHINEを走らせる際に 特に自分達で撮影や動画を撮った事がなかったのですが
今回は撮ってみようと、、、

某所から COPRO4?かな?を借りたのですが

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説明を聞くとなんだか ピントを勝手に変えてしまったり

何気にきれいに撮るのは難しい?らしい、、、、

ウーンダメならダメで仕方ないか、、、て感じですが

Team CrewのMITUHIRO氏に任せましょう

ツー―ことで Gopro 撮影に詳しい方
是非 アドバイスでもお願いします

それでは


#blackline #ブラックライン #SUBARU #EJ20 #GRB #インプレッサ #エンジンOH
#COSWORTH #H断面コンロッド #GOPRO



こんにちは

一昨日くらいから、夜の空気が変わった?かな?

真夏って感じではなくなった感じがします
涼しいのはありがたいですが、、、秋というか夏の終わりはチト寂しい感じがしちゃいますねー


さてさて
暑い夏でも、、、エンジン室はエアコン完備でございます
前にも書きましたが、、、

人間の為というより、、、計測器の為
1年を通して 安定した計測ができるように、、、でございます

ミッションもここで組んでますが、、、
もう少し 広く作ればよかったかな?というか物が多いですね、、、

blacklineはちょうど25周年ですが、この工場は、10年くらい前に建てたもの
10年も経つと物も増えるものでございます

今 組んでいるのは
SUBARU IMPRESSA GRBのEJ20です

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全く STDの状態からです
補器類 マネージメント系まで全てモディファイになります

まずはMOTOR

PISTONEはCOSWORTHですが、ボーリング ホーニング PISTONE加工の為
内燃機屋さんにあります

そして、各部計測をしておきます
特に コンロッド ブロック クランクを計測して
METALの寸法出しと

コンロッドはボルトの締め付けトルクを算出します

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コンロッドはH断面、芯間 STDでございます
ボルトはARP

むかーーーしですが  6気筒、、、RBで自分のエンジンでメタルトラブルでハマっていたころ
もう、、メタルまでオリジナルで制作してしまったほど、、です

軽いFEELエンジンを作る、、、

これは、組む方 それぞれで違うと思いますので あくまで自分は、、でございますが、、、

簡単な所で、、、、寸法を大きく組む、、これで、どんな人がレーシングしても
(軽いですね)、、、となりますが

ただ、、、組むだけだと
やっぱ壊れる事もあるわけです、、これはチト NGでございます

しかし、、、お客様にもこういうのフィードバックしたい、、となるわけです
ウエットサンプで、クリアランスをかなり広く、、、という状態
もちろん STDクランクシャフトでも試したり
OIL POMPも作ってみたり、、、

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メタルも地金から制作、、、
表面は、DLCフィニッシュで 3種類くらい制作しました
もう20年以上前の話ですが、、、

しかし、、、根本解決は中々、、、
ある日、コンロッドをジー――っと見てたらヒントを発見

いやいや、、、これだろう、、、ここに痕跡が残るわけがないかも?と
そこから、ボルトを大量に購入して

長さを測り、、、締めて測り、、、伸びを計測

2回ずつ その後また ボルトを緩め長さを計測
整備所や、指定書のトルクではダメなものが多かったり、、しました

そこから、伸びがでているボルトと、伸びてないボルト、、、
それぞれ試して組んで RACEを走った所、、、

これでした(^^)
そこから、20年くらい、このクリアランスでメタルトラブルは 0 でございます

という事で計測

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ネチネチ計測していき
このボルトで良い長さのところで締め付けトルクを決めていきます

もう一か所計測を、メタル算出もありますが
締め付けによる、円のひずみ、、、あまり大きく歪むものは危険ですので確認します

ちなみに、この締め付けで、、、キッチリ真円に近くなるものは少ないです

内径計測

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ボアゲージで ブロック コンロッド共に 内径を何方向か決めて 計測します

メタル算出は、、簡単
引き算でございます

クランクの径も計測

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円内径ークランクの外径ー希望のクリアランス=A÷2=メタルの厚さ
となりますので、そこから
メタル選択をします
ここであまり 良い数値が出ないと クランクをラッピングして寸法をあわせたりするわけです

これでメタル算出、注文でございます
現在 納品後 確認も終わり

メタルを加工に出しております

エンジン自体も、内燃機屋さんに、、、
戻ってきたら、洗浄 またまた 計測 組み込み前のバリ取りや養生をして
やっと組み込みって工程です

まだチトかかりそうですが、、、ネチネチ進めますー





#ブラックライン #blackline #SUBARU #GRB #インプレッサ #EJ20 #EJ207
#エンジンOH #H断面コンロッド #エンジン計測 #COSWORTH








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