Blackline Drag Racing

blacklineの RACEや日々作業blog

タグ:2JZ

こんにちは

今日は暖かいですー(^^)
月末で納車が続き

チト場所が空いたので掃除や整理をしております

さて
2J 3.2L
HEAD 周りの諸元 設定も終わっておりますので
最後に Vすり合わせ

231125b



















しっかり、シートカットしてますので
なじませる感じと、当たりの確認

基本的にしっかりシートカットができていれば
Vをシートにはじいて 当てた時に音が 違います

当たりが悪いと、パン とか カンみたいな音
しっかりできていると、ポン、、、みたいな音になります


そして、、、
これを、シートカットをせずに Vラッパーのような自動工具などで凄い勢いで研磨してしまうと
当たり面が、、、圧着幅が広がりすぎて、
同じ力でSPが引いても 面積あたりの圧力は下がってしまいますので
微妙、、、となります
酷いのになると、当たり面が倍以上になっていたり、、、
ハイチューンなどの場合で NAなどだと
フリクションを減らすために SPをできれば弱く、、ですので
線当たりにするために シートカットの歯も制作することもある、、
くらいの箇所でございます

ですので、機械などで、物凄い勢いでかけてしまうと、、、
もはや、VSPのSET位置も緩む方向に変わりますので
色々と微妙になります

ちゃんと、POWERを出す場合や、しっかりOHする場合や
Vガイドを打ち換えした際にはしっかり シートカット をお勧めします

また、SET位置や ステムの位置もシートカットで変わりますので
しっかり、寸法を指定してあげると良いです

そして、、ステムTOPも研磨やカットで揃えると
あとが結構 寸法やSET しやすくなります

231026y










前も出しましたが こういったもので計測してあげると
楽でございます

231125a




















すり合わせをしているのは、、MOTOMI もうFREEの漁師か
なんか木彫りでもやる職人のような顔でございます(^^)

231122j


















合口研磨、メタル確認も全て終わっておりますので
組み込みです

組み込み前の PISTONE コンロッド(^^)
キレイでございます

ここから、ブロックのSTADを取り付け、、、
HEADを組んで載せます

231129o



















インナーシムですので、
まずはテスト シムを入れて計測、
まずは、、、交換、、、今回はウチに在庫で無い SIZEばっかでしたので
結構取り寄せ 無いSIZEや、微調整は並行研磨をして合わせていきます

ここまでくれば ほぼ完成(^^)
あと少しですねー

それではーーー

#blackline #ブラックライン #2JZ #3.2L #2J3.2L #インナーシム #シートカット
#リン青銅 #バルブすり合わせ #OH #エンジン制作 #エンジンOH
#鍛造削り出しクランクシャフト

こんにちは

まずは、お知らせ
自分が留守の際に FC3Sのお客様  HKSのDOGミッション 6SPEED
お預かりしたのですが、 分解 お見積り完了したのですが
STAFFが誰も ご連絡先をお聞きしておりませんでした、、、

これをご覧になりましたら ご連絡いただけたら、、、、と
思います

宜しくお願いいたします

さて、、、、

今週はお預かり3台  納車2台でしたが

エンジン室では、2J 3.2Lにかかりきり、、でございます

まずは、、、今回 ボルト類は、ほぼ変更なのですが
いやあ、、、、輸入パーツの値段が、、、

アメリカはまず、物の値段がどんどん上がっております
定価が2倍なんて 当たり前ってくらい

それに加えて 過去最安値ってくらいの円安
輸送料のコストも凄い、、、、、

まあ、、買わないわけにもいかないので購入しますが
ホント高いです

231117t



















DUMPER PULLEYは、ATIをBASEに使用、、、、

231117u



















これも高くなりました、、、数週間の単位で価格が上がっていくものもありますねー

さて。。。。

今回はHEADも、オフセットリテーナー スプリングは寸法を算出して
寸法変更のものを使用しますが
リフターは RB26STD 使用
チト高いけど、これは純正品がやはり、、信頼性があります

そして、、、腰下は PISTONEの合口合わせ

231102c




















こうして、、、TOP second OIL エキスパンド2本
研磨して合わせていきます

虫になったつもりで、、ひたすら研磨していきます(^^)
これがまた、、、結構な時間がかかるのです

231117i


















ネチネチネチネチ 削って シックネスゲージで計測してまたまた
ネチネチネチネチ 削ります(^^)

ここが完了したら またまたblockを洗浄、

スタッドボルトを取り付けていきます

231117l


















METALの寸法を計測して算出 注文  WPC等の処理を行い
仮組して、最後にプラスチゲージで確認している所でございます

231117m


















この一見ゴミのような箇所がプラスチゲージでございます
糸のようなものを挟み つぶれた幅を測り 計算通りにクリアランスがあるか
最後に目で見て確認しておきます

これをやっておくと安心感がございます(^^)
1000分代まで、目盛りゲージがあったりもしますので

blacklineでは必ず確認しております

気が小さいので、、、(^^)

つーことで、、、ここから腰下組み込みになります
PARTSはほぼ新品で組んで 再使用のものも

MOTOMIが寸法が小さくなるまで洗ってあるので、とてもキレイでございます

つーことで、、、もう少しかかりそうですが、、、
ネチネチ進めますー

それでは

#blackline #ブラックライン #2J3.2L #鍛造削り出しクランクシャフト
#2JZ #インナーシム #リン青銅 #ポート研磨 #燃焼室加工 #ARP #ATI
#スタッドボルト #ピストンリング合口調整 #プラスチゲージ

こんにちは

11月になりましたねー
今月も宜しくお願いいたします

さて、
進めております、、というかエンジン室で こればっか進めている
2JZ 3.2L

MOTOR 内部ボルトなどは、海外製だったりしますので
納期もそうですが、円安の影響で思ったより価格とか送料が上がっております

まあまあ、、、為替には逆らえないので 仕方のない所でございます

まずは、これが90mm CRANK SYAFT

231102a




















3.2L用 鍛造削り出しでございます
もう鍛造削り出しは国内では ワンオフ制作を除いてほぼLINE UPが
無くなっております

やはり、、、原価が高すぎるのでしょうね
おおよそ 排気量を上げるため、だけなカスタムが主流な国内では

ライトなSPECでのストロークアップのカスタムが多く見受けられますので

LONG LIFE的にふるのか
METAL CHECKなどを定期的な前提とした SPECにするのか

こういうのが大事かも?しれませんね(^^)
まあ、、、いつも言いますが 人それぞれですね

ちなみに、blacklineのDRAG MACHINEと同じ SYAFTでございます

コンロッド  PISTONEも専用寸法となります

231102b



















PISTONEはCOSWORTH 
リセス加工済みです  87ハイ

これも各部計測済み
まずは、C SYAFTも各部寸法を計測して

231102e


















METALの寸法を出していきます
ここは、、、100分代のゲージを使用していますが
目盛り内の1000分の様子も確認して、よりどっち降りか、、を見ます
特にそこまで見ても メタルにそこまでの選択幅もないのですが

100分代の際で迷った際に、、、より希望に近いほうに、、
選択するためなだけです

そして、このコンロッドの締め付けトルクも
231102j



















ボルトはARPですが
どのボルトも必ず 伸びの限界があります
いくつ伸ばしたら、、、元に戻らない、、みたいな
その限界点までは 締め付けないわけです

これをMAICROで計測して締め付けトルクを算出します
そして、、

コンロッドの場合はあまり強く締めても 真円度に変化がでますので
この変化も考慮して、トルクを決定していきます

これも 昔 RBなどで、 クリアランスを WETのままでも 広くして
尚且つ 耐久性を持たせる、、という目的で行い
結果 今のところ BETEERである組み方でございます

BLOCK長が長い MOTORほど重要になってくるであろう作業かもしれません

メタルの寸法を出して メタル注文
ちと 1個 欠品でまだ来ません

その間にもやる事は沢山ありますので
各部 バリ取り ボルトピッチ穴の各部確認 立て直しなども行います

このBLOCKは、内部にセメントや鉄筋棒のような加工はしませんので
ますは組めるように各部整えていきます

ここから RINGの合口合わせなどに入ります

、、、、
という事で ネチネチ進めます

それではー

#blackline #ブラックライン #2JZ #鍛造削り出し #クランクシャフト #2J3.2L
#メタル計測 #エンジンOH #COSWORTH #リセス加工 #I断面コンロッド #ARP

こんにちは

また 月末ですねー
速い、、、、

さて、、、
進行中のPROJECT

2JZ 3.2L

ポート、燃焼室が完了して
内燃機加工

231024a




















Vガイドはリン青銅で、シートカット セット長合わせ リーマー合わせなどなど
ここからチト はまり仕事となります

まずは、セット位置を計測してから
Vスプリングの固定 位置 Vスプリングの自由長  密着長を見ながら
セット位置などを決めます

231024b



















まずは、Vスプリングを何種類か用意して 計測していきますが
真ん中のスプリングは、結構 色々なMOTORを制作する際に 使用するダミーSP

セット位置は基準を出すために
リテーナーも用意して計測していきます

231024v





















このHEADは、VVTI付きで進めますので
Vタイミングは、そんなに攻めた設定ができませんので

VPなどは甘くなります

ちなみに、自分のDRAG MACHINEとほぼ同SPECの制作になりますが
違いは、この可変Vタイミング  ブロックの補強
マウント方法  圧縮比  OIL供給方式  自分のはDRY SUMPになっております
燃料も違いますが

仕上がりは使用用途、ミッション クラッチも違いますので
また違った チョイスが必要ですね

よりBESTになるように考慮して進めております

また、ストロークが90mmですので
トルクは十分ですが、
リフトは11mmくらいのものを使用したいので
密着長がでる設定とします、

231026y









これは、各V長さを計測する治具
何気に、、、良く使います

リフターなどはもちろん インナーシムに変更いたします
ここで、、、何日かかかり

実際にスプリングが上がってきたら
また仮組して、セット荷重 ステムトップ位置などをカットしたりで
やっと設定完了となります

そして、、、
ここから、逃げ加工や、すり合わせ
HB計測して、圧縮比を出していきます

まだ、、、少し手間取りそう、、
231024r



















ネチネチ進めますー
それでは(^^)

#blackline #ブラックライン #2JZ #3.2L #ヘッド加工 #内燃機加工
#SET長 #セット荷重 #バルブタイミング #VVTI #ポート研磨 #燃焼室制作



こんにちは

昨日から、工場の自販機にもHOTが入りました(^^)
朝晩 冷えますからねー  ありがたい

さて、
先日 シャーシをかけて、、、、怪しい、、
TURBO NGで  TURBO OH となった CRESTA


231012a


















イレギュラーな作業ですが、、、、実は エンジン本体も怪しい、、、
エンジン本体、TURBO、、両方は、OWNERも急には 厳しいとの事で

TURBOをまずは、OHって感じでございます

という事で、車両から外し
T78ですので、TRUSTに発送

何週間か待ったあとに、連絡、、、、
(OHは不可能です、丸ごと買ったほうが安くなります、、、)

つまり、センターガシェット、シャフトまでダメという事ですね

そうそう、TRUSTにTURBOを送り OH不可のものは返却しないとの事
なぜ??と聞くと

なんでも、過去にOH不可のものを、送り返したら 
NETオークションで転売、、、

それがまた TRUSTに送られてきて やはりOH不可、
皆で嫌な思いをする、、、があったそうで

トラブル防止の観点から、、です
ちと 理不尽にも感じますが、TRUSTが正しい、、、のかもしれませんね

これは、、半分詐欺みたいなものですよね、、、OH不可を知っていて転売ですもんね

これに限らず
確かに、、、過去にウチでもありました
基本的に、持ち込みPARTSでの作業はお断りしているのですが

中古をNETで購入、どうしても、、という感じでそのTURBOを
使用して制作しましたが、、、

完成後 エンジンかけたら、、、、そのまま終了でした(^^;

もちろん 知らずに売ったのかも?しれないし、、、
ノンクレームでしょうから 仕方ないのかもしれませんね

中古のTURBO お勧めいたしません

という事で、、、、新品を手配

231007s




















T78です、一番大きなもの
そういえば、以前 ココにも書きましたが
自分は  同じような 用途、、、

街乗りメインの700psまでの 6気筒のSPECでは
T88 33Dという一番小さな T88を使用しておりました

これは、TURBOがかかりはじめの領域や
排圧なども見ていると 結構良い感じにまとまるから、、です

T78だと、ちとバランスが好みでは無かったのですが
T88 33Dは なんと廃盤  TRUSTに聞いたら blacklineさんくらいしか買わない、、、と

ということで、、T88 33Dの代替えは ギャレット系か
T78の一番大きなものを 排圧みながら
上抜けないようなら、チップクリアランス 旋盤で削って使用します

上 中間 排圧抜けないとか、、パンチがない、、みたいな場合は
チップクリアランス加工してみると良かったりします

さて、、、
装着前に、、、、

DRAG MACHINEで使用する TURBOと比較

231007d




















BIG SINGLEと比較すると、T88やT78は小さいです
やはり、High Powerな 車両で使用する場合は

T78が 700psまでですので
2機必要ですね

BIG SINGLEは 2500psくらいまでの対応でご用意可能でございます

231007b




















両方ともの、2JZで回すTURBOです(^^)

さてさて、、、
車両に取り付け、、ですが

新品ですので、まずはフロントパイプに合わせて
排気側フランジを差し込み 位置出しして溶接

さらにこのTURBOは元々 インテーク側にPipe溶接されていましたので
そこも制作して やっと取り付け

231012f




















完了(^^)試走後 納車でございます

231012b




















お待たせいたしました 大事に乗ってくださいませ(^^)

#blackline #ブラックライン #CRESTA #2JZ #T78 #ワンオフ制作 #BigTurbo
#JZX100




このページのトップヘ