Blackline Drag Racing

blacklineの RACEや日々作業blog

タグ:シーケンシャルミッション

こんにちは

いやいや、、、今日は暖かい、今朝は朝から事務所のエアコンもOFF
春って感じですねー

さてさて、
作業中の1台

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TOYOTA MARK2
まずは、

組んである2JZ 3.2L


24312c



















こちらに、MOTOR CHENGEするのですが
元のものが、1J HEADですので、補器類が全く合わないので 新規で補器類を取り付け
既製品の物ですが、、、
何気に合わないかしょ、この車両に合わせる箇所などがあり
加工、制作をして合わせております

サージタンクなども
補強が無くチト 不安ですので
補強ステーを制作して取り付けたり、、、しております


240316a




















現在 スロットルフランジは制作中でございます

OILパンも、この車両はウエットサンプですので
通常のOILパンですが

アリストのMOTORですので
少し容量が小さい事が 比べるとわかります
ですので
MARK2のものに変更します

新品は在庫ありですが、、ストレーナーなどは廃盤なので
ストレーナーは加工して取り付けかな?


240316b




















ということで、、
細かい箇所を修正中でございます(^^)

もう1週間くらいやってますが、、、色々と、、、
中々終わらない、、、

ネチネチ進めます

それではー


#blackline #ブラックライン #JZX100 #MARK2 #2J3.2L #鍛造削り出しクランクシャフト
#クワイフミッション #シーケンシャルミッション #COSWORTH 

こんにちは

一昨日は雪が降りましたが、、、
夜は結構積もっていたのですが 朝にはほぼなくなっておりました
チト残念でございます

さて、
春になると、多くなってきます
ミッション関連 ギア関連のご依頼

昨日もお持ち込み

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HKSミッション Iパターン、、、シーケンシャルMTです
先日の筑波 SLで 壊れたとの事

これから、分解、確認いたします

さて、現在分解しているミッションは、Hパターンの6SPEED やはりHKS

HKSミッションには細かく分けると 結構種類があります
これは、アフターメーカーならではの、
少し制作しては改善、、の繰り返しになるからです

しかし、、FR用は大きくわけて2種類にわけられるのですが

1個はコレ

240306a


















ここにCリングがあり 各ギアを規制しているタイプと

このリングが無いタイプ
240306y



















ギア形状、組み方、構造が違ってきます
そして、Cリングタイプとは互換性はありません

そして、、分解しないと、ほぼ どちらかは、、見た目では解りません
この下の写真の Cリングレスタイプが、より丈夫になります

CリングタイプはこのCリングが衝撃などでズレて シャフトをかじって
ズレてしまったりすることがあります

これは、分解して4thギアを外さないと確認できませんので
ほぼ全部分解しないと確認できません

ですので、たまにあるトラブルで
分解して組んだけど、、、、DOGはキレイなのにギアが空回りする、または抜けるといった
事がありますが

全部分解せずに この箇所を確認しておらず、そのまま組まれている事があります
特に、、、リバース ギアを飛ばしているミッションは、衝撃でここにダメージがある場合が
ありますが、

リバースギアだけだと、後ろ半分でも交換できたりしますので
前まで確認せずに、、組んでしまい
トラブルがでる、、といった事があります

最近の海外製のミッションに、BELLをアルミのものを取り付け

純正レイアウト、、、クロスメンバーで搭載という方式
つまりボルトオンで、搭載されていたりしますが

HKSのように、クロスメンバー方式で搭載しても、強度が出ませんので
寿命は、結構短いというか、、強度はHKSよりずいぶん 落ちると思います

HKSはクロスメンバー選定で設計されていますから、
ケース強度 剛性がかなり高い部類、
MotorPlateを使用して塔載しないのであれば、ケース剛性の高いミッションがお勧めです

また、何度もギアが競ってしまったり、破損してしまう場合は
塔載方法。。。というか固定方法を変更したり、追加したりみてください
随分改善されると思います

さて、、、話は変わりますが
ミッションを分解する際に 良く使用するTOOLは、、SNAP RINGプライヤー

これは、、自分は、、ですが
SNAP ONの物が 非常に使いずらくというか、、カッチリ感がなかったので
ほぼ全部 KUNIPEXを使用しております

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なんでも先端にピアノ線のようなものが使用されているのか、入っているのか
確かに カッチリしていて、寿命も長いです

ですが、、、こういったリングで硬い物

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かなり苦労します、、、ホント取れないときはとれない、、、
張力がきつく大きく開く、、みたいな場合です
結構はじかれてしまうのです

この写真のリングはHKSミッションのものですが
ここは、破損したり、元が細いタイプで強化する場合
RINGを太いものを制作して、溝をきるのですが、、、
これがまた、、、入りません、、そしてとれない、、のですが

この写真のTOOL SNAP ONですが
これが調子が良いです

チト加工していますが、、これだと随分楽に脱着できます

やっと、、、この部分のSTD TOOL 見つけたよーって感じです(^^)
こういった、そうでも良いようなTOOLも、見つけるには時間がかかったりします
買って使ってみて、、、また次買って使ってみて、、みたいな、、、

まあ、、こういうのも楽しいんですけどねー
さて、、それでは、ネチネチ ミッション達、進めます


#blackline #ブラックライン #HKSミッション #DOGミッション #ギア修理 #ギア制作
#ミッションOH #Snapringプライヤー #SNAPON #KNIPEX #ドグミッションOH
#シーケンシャルミッションOH

こんにちは

暑くなったり、、寒くなったり、、ですねー
今日は寒い、

さてさて、、、
派手な TOYOTA MARK2 お預かり  JZX100系ですね

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見た目の通り DRIFT RACE用の車両でございます

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うーんハデハデですねー
去年 組んだ 2JZ 3.2L

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鍛造削り出しCRANK STAFT I断面コンロッド
COSWORTH PITONE メタルは表面処理 

ボルト類はスタッドに、ヘッドはシートカット リン青銅Vガイド
ポート研磨 燃焼室加工 リテーナー変更 SP SET位置変更
VーSP SPL
インナーシム、リフターはRB26 STDを使用
VVTIはそのまま  DUMPER PULLEYも使用
あとのPARTSはほぼ新品で制作しております

オイルPUMPは STD WET SUMP このあたりが
POWERがでてくると ネックになる箇所ですねー

blacklineのDRAG MACHINEも同じようSPECですが
VVTIは無し、POWERを結構だそうとすと VVTIもネックになってきますが
これは適材適所、タイミングが連続可変することで
トルク変動が利用できます

そして、ドライサンプ 
BLOCKにはセメントで補強 マウントもMOTOR PLATE方式としております
ここも、強度には大きく関係してくる箇所ですが、
StockBodyだと大がかりになってしまうので 
そのまま クロスメンバーでマウントになります

という事でここから
MOTOR CHENGEしていきます


そして、燃料はSTD(市販ハイオク)を使用するという事で
FUEL TANKはSTDで 組み上げPUMP×1 BOSH×2で前に送りますので
FUEL SYSTEMを構築もいたします

チト手間と時間がかかりそうですが、、、、ネチネチ進めますー(^^)


#blackline #ブラックライン #マーク2 #JZX100 #ドリフト #2J3.2L #BOSHPUMP
#エンジンスワップ #MotorChenge #シーケンシャルミッション #クワイフ


こんにちは

9月になりました
今月もパリッと 進めていきます(^^)
皆様宜しくお願いいたします

さてさて
DOG ミッション  HKS Iパターン

曲がり修正をしたシャフトで 組み込み前に
ケースに空組みして、プリロード確認
数値は、経験値からの重さでシム調整したりします
たまーに、、、、分解時にスゲー重いやつなどありますが
割と多いのが
組み治しされたミッションで、、、ケースシムにパッキンが
はみ出し 挟まったままという物もあります

という事で調整完了したら

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まずは、シャフトに各GEAR達を組み込み
熱処理と処理をしたGEAR D.GEARは若干色が変わります

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3個あるGEARの 2個目 DGear 3個目が
DOG補修 熱処理などしたGEARでございます

メインシャフト GEARはプレスを使用して組みます

つーことでここから、ケースの本組み
リンケージRODも組んで 

ケースに入れていきます
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ちなみに この作業台は、ミッション専用で制作したもの
色々なミッションの組み込み時に便利でございます

1STCaseを組んだら GEARを入れて 各GEAR作動確認をして進みます
このミッションは シーケンシャルなので、インターLOCKを外して組みます

たまに、インターロックが組み込まれているIパターンもあったりします
外すか外さないかは、、、あなた次第?ですね(^^)

HパターンはインターLOCKがありますので、
立てたままでも作動確認できます 

という事で LOCKが無いIパターンミッションの作動CHECKする際には 横にしますので
この時点でもケース時仮止めして パッキンが乾いてから横にしてCHECK

急いでいる時などには 立てたまま RODを2本づつ 
タイラップなどを巻いて固定してから 動かして
確認したりします

そして2個目のケースを組んだら
また スペーサーを入れて仮止め

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ここでも 横にして作動確認しますが
パッキンが乾くまで、しばし、、まちます

やはり急いでいる場合は タイラップなどを使用して固定して 立てたまま確認
センターにある MicroSwitchも固定

ここから メインシャフト カウンターシャフトのメイン ナットを締め込みます
その後 ベアリング バレルなどを組み込み
このミッションは5SPEEDですので、ここにGEARは組み込みませんので
カラーを入れます

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ここから、リンケージアームをバレルとアームに固定

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コントロールユニットを取り付ける前に やはり作動確認をします
DOGミッションですので、シフトの確認をする際にはMシャフトを手で回しながら、、の
必要があります

そして、、、
バレルを手でクルクル回し スムースに動くか確認
このバレルが回転することで この溝に沿って シフトが動いていきますので
表面にバリやゴミ すり減りがあってはいけませんので
慎重に見ますが

左右の手でクルクル回して見ていますので
結構疲れます

この写真のバレルは表面硬度を上げてありますので
補修は ダイヤモンドやすりで、整えます

良くIパターンはマメにOILを変えて、、、というのは
ここに カスなどが回って噛みこまないようにする という理由も多いです

ここに少しでもカスが入ると ほぼシフトがLOCKします
そのままDOGの入りが浅かったりすると、、GEAR飛ばしたりします

また、Hパターンに比べて 寿命が短いのはこの構造の為です
Hパターンのように、例えば 4thからいきなりニュートラルにはできません

クルマが止まる前に 4-3-2-1-Nと順番に落とす必要がありますので
シフトをNにするたびに 順番にDOGを必ず組み合わせないとですので
すり減るというか、、痛みが速いのです

OSやHKSなどでも、1万キロ以下の分解を推奨するのはこのためです

Nに落とす前に
クルマが止まってしまうとメインシャフトが停止してしまうので
DOG同士が干渉してしまい、入らなかったりします

オートバイと同じですね(^^)
オートバイなら軽いので、車両が止まってしまっても
軽く動かして落としていけばよいですが

クルマだと 車重があるので、そのままクラッチ繋げなおして Nまで下げるので
チト 面倒ですね

まあ、、、慣れでございます
なので、街乗りがメインの場合はHパターンがお勧めです
Iパターンはチト、、、疲れます

さて、ここから
最後のシャフト、、、コントロールシャフトを取り付けて
REARケースを組んでいきます

HKSのミッションが 他のミッションより、ストックボディに組んでも
耐久性が良いのは、このケース強度にあると思います

海外製のミッションなどは、、おおよそ ドライブプレートなどで強度を取る前提なら
大丈夫なのですが、、、

日本車のSTOCKではそのような載せ方を制作している方は皆無ですよね

という事で STOCKボディで 普通にミッションを載せている方は
ケース強度があるミッションをお勧めします

それではー


#blackline #ブラックライン #HKSミッション #DOG修理 #GEAR制作 #ドグミッション
#シーケンシャルミッション #DOGミッション #GEAR修理 #ミッションOH



こんにちは

土曜日はMOTEGIでRACEの為 本日から準備に入ります
暑いですが、、、お時間のある方は是非 応援にいらしてください

さてさて、、、
ミッション作業

GEAR 達が熱処理上がってきましたので
準備でございます


補修1
























これは DOG補修したGEARで

熱処理


























こちらは 熱処理のみ行ったGEAR
シーケンシャルのバレルは、表面硬度を上げる事で
鉄粉の噛みこみを少しでも防ぐように、、と摺動性も若干良くなります

そしてそして、、、、組み込み前には
地道で長い作業、、、、、

まずは洗浄、、、、、


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ケースに付く付属品も外して パッキン剥がして
ネチネチ洗います、、、1日仕事です

他のパーツも全部洗浄

そして、、、最も 神経が磨り減る 曲がり修正


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ネチネチ、、、、修正していきます
何度か書きましたが、、、この金属を曲げていくのって
精神衛生上、、、あまり宜しくないと、いつも思います

怖いものです(^^:

クランクシャフトなどは、曲がり100分代を超えたらつまり、0.1とかになったら
曲がり修正しても、、再使用は避けたほうが良い。。。というのは
使用時の経験値で感じてましたが

こうやって曲げると 0.1mmの大きさが体感できます

0.1mm戻す場合 反対側にはもっと曲げないと
金属は戻ってくれません

しかも、クランクシャフトなどは表面が硬かったりしますので
曲がるという事は
反対側にもというかどちらにも クラックが入ってる感じなのでしょう、、、

曲がり修正をしてもまた 元に戻ってきたりします


という事で 100分代だと修正して使用しますが、、、
クランクシャフトは、、自分ではやりたくないので
内燃機屋さんにお願いしております

さてさて、、、ここからは涼しいエンジン室での作業となります(^^)
ネチネチ進めますー

230727c





















#blackline #ブラックライン #HKS #シーケンシャルミッション #Iパターン #DOGミッション  #DOG修理 #ギア修理 #曲がり修正 #ミッションOH

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