Blackline Drag Racing

blacklineの RACEや日々作業blog

タグ:ギア修理

こんにちは

蒸し暑いですねー。。。。。

現在作業中のミッションの1機

現在 30年前の PAJERO  V24という型
のマニュアルミッション はまっております

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まずは、シンクロの新規制作
この写真を良く見てもらうと、ですが
シンクロのこの形状までは機械で制作できるのですが

シンクロ先端のくさび形状は難しいので
手で研磨していきます

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こんな感じに、手研磨 そして、、、このシンクロ部分
製作した箇所もそうですが

クリアランスを取らないとなのですが
これがまた 厄介です

1個づつ制作すると、高額になっていくので
再使用するシンクロ及び ギア側のガイドは、
こんな感じで先端を再研磨します

1個あたり、、、1日作業になります

それから 仮組をして
クリアランスを計測、シックネスゲージで測ります

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NGの場合、再研磨、足りない場合はさらに
シンクロ側にもかぶせを行い さらに研磨します

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純正部品があれば、安価に済む箇所も
このようになっていくので、、、

高額となってしまいます
このミッションはベアリングも出ません、

似たベアリングを探して
それを加工していきます

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このベアリングも向かって左が元のものですが
このRINGが付くベアリングは もう出ませんので
切削加工で溝をいれます

大きさが合わないものは切削やカラー制作で対応していきます
オイルシールも、、、見つかると良いのですが


という事で
現在、組んだりばらしたり、加工したり、加工屋さんに出したり、、、
そろそろ、、、決めたい所です

実は 偶然なのですがこのミッションをお預かりした直後に
PAJERO EVOというPAJEROもミッショントラブルでご相談があり
これが終わりましたら またPAJEROお預かりでございます

とりあえず、このミッションから
ネチネチ進めております
もう少しお待ちくださいませ

#blackline #ブラックライン #パジェロミッションOH #ミッションOH
#シンクロ制作 #ギア修理、 #V24パジェロミッションOH

こんにちは

気温高いですね、、、身体が慣れていないのが良くわかります
皆さま 体調などなど お気をつけください

blacklineでは ミッション系の作業も意外に多いのですが
最近は、廃盤になったミッションなどの
お問い合わせもチラホラ来ます

DOGミッションなどは、修理や制作も安価で済んだりしますが
シンクロ付きミッションなどは、純正部品は安いですが
単品で制作する場合、形状が複雑だったり、しますので

結構高額になります

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これでもシンプルな構造なものですが
とにかく切削する部分 寸法を出す部分が多いのです
ですので、制作できるかできないか、、、は
現物の状態や形状次第となります

また、純正タイプのミッションはヘリカルギア(斜め歯)が多いのですが
これも 同じ形状での制作は不可となります、
これは、ギア制作の際に必要なDATAが無い為
1個だけ、、、は制作できません

つまり2対でないと制作できないのです
最低でも2個制作する事になるのですが

ここでも、問題がでます
純正 TYPEのミッションは2軸のミッションが多いのですが
カウンターシャフト側のギアが1体となっていることがほとんどです

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こんな感じで、、
このミッションは OS GIKENの GTR用 シーケンシャルミッションなのですが
このミッションは珍しく DOGミッションなのに カウンターギアが1体
このミッションは、150万くらいで買えてしまうのですが
安く仕上げられる理由は、ここが1体だから、、、なのかもしれません

つまり、この一体のギアの真ん中だけ制作となると
形状によってできないこともありますが

手前のギアをカットして抜き取り
その奥のギアを制作
となりますので、これもかなりの手間がかかります

ここも初めからGEARが分解できるようになっているミッション
まあ、、ほぼ社外のDOGミッションのみですが
比較的安価に修理制作できたりいたします

また 元々はヘリカルギアでも2個制作しますので
価格を抑えたい場合は、このようにスパーカットで制作すると安価になります

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製作したGEARですが、これはHKS GTR用で制作したもの
ただ、走行時 スパーギアですので、音がします
一般的な2輪車が、走行時に(きーーーん)というのは
このギアの噛み合う音でございます

そんな中比較的安価に仕上がるのが2輪車のギア
オートバイのGEARは小さく ギアもスパーカットばかりですので
比較的 安価にしあがったりもします

250515a
















こんな感じです
DOGの補修修理や、ギア制作 などは一番良くおこなっています
こちらは、もうかなりのフィードバックがありますので
熱処理などで硬度などなども
新品よりも的に 処理も可能です

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これはHKSミッション FR用です
HKSミッション FR用で一番多いのが REVERS GEAR制作

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歯あたり調整中(^^)

とりあえず、単品修理 制作のご依頼も多いので
気になりましたら お気軽にお問いあわせください

それではー

#ブラックライン #blackline #HKSミッション #Dogミッション
#HKSミッションシャフト制作#DogミッションOH #ギア制作
#ギア修理  #シンクロ付きミッション修理 #OSシーケンシャルミッション修理
#ハーレーギア修理 #バイクギア修理

こんにちは

寒かったり、、、暑かったり、、ですね
昨日は 肌寒い1日でございました

皆さまも体調お気をつけくださいませ

さて、
ミッション 作業、
blacklineでは、圧倒的に、 DOG ミッションの OHや修理
ギア制作が多いのですが

最近 ぽつぽつ多い 絶版PARTSの多い ミッションのOH
これも、全て できるわけではないので

お預かりして分解、内部の状態次第で、、、となります

今回は 91yのPAJERO  三菱です V24という型のお車 
30年以上前のミッションでございます

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内部PARTSは、案の定、ほぼ廃盤です

しかし、、、でかくて重い、、、
レバーは2本あるし、、、、

とりあえず、トランスファーからミッション分離
ケースを分解していきます

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うーん、、、、ケースからやはり、カスがゴロゴロでてきます

このTYPEの2軸ミッション
ケースがBOX型、リンケージもシフトガイドにブレが出ないように
ケースにガイドが作ってあります

このような構造がクロスメンバー方式で搭載の場合は
このような構造が最も丈夫な気がします

まあ、、コストをさらにかければ3軸が良いとは思いますが
このケースに入れ込む方式が、自分が確認した中では、
最も ギアの当たりが良く見えます

まあ、、、設計しているわけでは無いので 
偉そうに 評価するつもりはありませんが、、、

良く見られるセンタープレート式よりは
歯の当たりが良いのは確かです

RX7やフェラーリ などなどもこんな感じですね

さて、、、
ケース内部には、カスが堆積

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わさわさ出てきますので
これが ミッション内部を巡って 研磨剤のような役割になり
あちこち不具合が広がった感じかな?

そして、肝心のギア自体を分解するのにケースから外さないと、、なのですが
これが、、、痺れる作業でした

簡単に言えば、メインシャフト、カウンターシャフトの
外側から止まっているベアリングを外側に外して

クリアランスを大きくして、メインシャフトを左右にくぐらせて
外に抜くのですが、、、、

このベアリングが2か所とも抜けない、、、、

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いやいやいや、、、抜けない、、、、何時間か、、、
色々と方法を変えて挑みましたが、、、、抜けない

プーラーを変えて、、、何を変えて、、、スライディングハンマーで
ひっぱても、、、抜けてこない

翌日、仕方ないので、ヒートガンで温めながら、、なんとか抜けました

ヒートガンは、、できれば使いたくなかったのは
このベアリングは、ダストカバー付きのものだったので
温めると、溶けてしまうから、、、です

新品があったり、すでに代替え品がある場合は、全然良いのですが

ベアリングなども廃盤、品番もこの状態だと寸法も取れないので
使える物があるか、どうか、、、確認できないため

もし、一切 代替え品がなく、ベアリングに異常ができなければ
再利用という、選択肢の一つにできるから、、、です

これもない場合は、寸法を計測
近い寸法のベアリングが使えるように、カラーを制作したり
削ったり、メッキをかけて 平行研磨であわせたり、、、
などなど、、、ものすごい手間になってしまうのです

まあ、、、仕方ないので、温めてやっと外しました、

最もひどい箇所は
3rd 4th

4速は直結ギアですね

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ここに、シンクロギアや DOGが無いギアは直結が無いミッション
TRUSTのGTR用 DOGミッションや FFのミッションなども
減速ギアのみというのも見受けられます

ギアが入りずらくなり、シフトレバーを無理にこじった跡があります
これにより、ギアのテーパーコーン内側がガタガタに摩耗
変形してしまっております

大きく破損しているのはこの2か所です
そして、、全体的にすり減っている感じ、、、

まあ、、なんとか、100%は無理ですが
なりに、、、修理はできそうです

まず、4速側のシンクロは新規制作 ギア側もメッキ
 3速以降も ギア側にメッキなどの処理をして
仮組、計測、分解、研磨、、、を何回も繰り返して
寸法を出していき感じになります、、、、

シンクロもカットできるところまでは機械加工ですが
シンクロギアスリーブ部分は1個づつ、、手で研磨制作となります

ちと、、、、手間と時間のかかる作業ですが、
ネチネチ進めます

それではー


#blackline #ブラックライン #パジェロミッションOH #ミッションOH
#シンクロ制作 #ギア修理、 #V24パジェロミッションOH 

こんにちは

少しづつ、、、暖かくなってきましたね
春ももうすぐって感じです

製作中の V12 12連スロットル SUPRA
GTR用のミッションだと
ケースの関係で重くなってしまうので、

HKSのFR用ミッションも装着できるようにしていきます
これで ミッション2通り 搭載できます

なぜ、GTR用は重いのか?
ギアの大きさや、まあ、、強度がある分もあるのですが
一番の原因は
FR レイアウトにするために、トランスファー部分を
CUTしたケースか、変換ケースを使用しなければならない、、
ので重くなってしまいます

例外的に メインシャフト制作、リンケージを制作 ケースをFRの
DriveShaftを差し込み用にしてしまえば
軽量で製作も可能です

それでも一番簡単なのは TRUSTのクワイフ 6Speed GTR用の
流用です

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TRUSTミッションは、R30Aの純正ケースに組み込む前提ですので
リアケースをFR用のR30型を流用しても比較的装着しやすいのですが

それでもメインシャフトは短くて使えないので、
メインシャフトは新規で制作となります

そして、もう一か所大きく変わるのが
リンケージ、GTR用のケースでのリンケージをFR用では
リンケージの構造が大きく変わります
そのまま装着すると、シフト位置がでたらめになってしまい
運転するのはかなり大変になります(^^)

という事で リンケージを正規のパターンに変更します

GTR用だとシフトガイドはここに、こんな感じで装着されています
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これも全く使えなくなりますので
新規で制作が必要です

それがコレ
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シフトガイドを新規制作、FR用コントロールケースにつくように
してあります
コントロールアームも加工制作 RODは新規制作
20mmほど上に飛び出ますので、スペーサーを制作して
この上に純正の蓋が付きます

これで、元のシフトパターンで使用する事が可能です

また、競技用であればこのまま、車速センサー、、、ドリブンギアなどは
無くても どこかでマグネットを使えばよいのですが、、、

旧車などでどうしても純正の車速信号が欲しい場合
昔であれば、古いVG用、、レパードやZ31などのR30A搭載車のケースを
使用すれば、ドリブンギアの取り付けはシャフトの後部に取り付けられて
楽なのですが、すでに廃盤、、、

R33や R34のFRケースだと、ミッションのセンター当たりに
ドリブンギアが装着されているので

これをこのミッションで行うのはかなり、、、厳しいので

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こんなのを制作、車速センサーをギア事納めるケースです
これを
ケースを加工して埋め込みます

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これで、TRUST 6PSEED FOR GTR用、、、R30A用 FR DOGミッション
となります、全てボルトオンで装着可能です

これなら、GTR用であってもボルトオンでFR車両なら何も変えずに
搭載できます シャフト加工も無しでございます

しかし、、、私は現在、このミッションを持っていませんので
以前、MOTOMIが FC3Sに載せるので貸していた
HKSのSILVIA用を 搭載できるようにいたします
これも、PLATEを制作して 13BのBELLが装着できるように
してありますので、これを制作しなおせばよいだけです

71C用なので、上記のミッションよりさらに軽くなります
また、HKSのミッションはクロスメンバー、、、
国産車の一般的な搭載方法を前提としていますので
ケース強度もかなり高いのです

ドグミッションを使用する場合は、搭載方法、ケース強度
しっかり対応していると ギア破損などのリスクは大きく減ってきます

ということで、、、まずは分解確認

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あっ、、、、5SPEEDだと思っていたら、6SPEEDでした、
これはラッキー(^^) ODあるとナンバー取得した際に
高速道路の走行とか楽になりますね 

という事で、使用前にミッション 分解確認いたします
OHしてほとんど乗っていなかったので
まあ、、キレイだと思いますが 確認します(^^)

それではー

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#ギア修理 #シャフト制作 

こんにちは

今週ですが、木曜日から土曜日まで
DRAG FESTIVAL  OFFICIAL お手伝いに行きますので
私は不在となります

工場のほうは営業しておりますので
宜しくお願いいたします

さて、
ミッション、分解、
TRUST、、、QAIFE です
5Speed  L型用でございます

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ケースを割って 分解開始

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スチールBALLで固定が多いので そこだけ注意、
最初から破損しているのも当たり前(^^)でございます

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ギア抜けという事なので、各部DOGを確認

一番多いのはやはり、直結Gear 5thです

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お約束でNG 限度値超えです
D GEAR側も
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このタイプのミッションは、凸 凹 タイプのDOG
穴同志の境目が、削れて色が変わっておりますので
抜けるので手で押さえて 頑張った後だと思われます

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4thもNGです
あとは、、、3Rdの6山の部分もNG

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凹側と、、あとはリバースかな?
届かなくなっていたので、リンケージを弄って
GEARを寄せていたようです

1個は制作しなおし、

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もう1個は補修、、、これでしばらくは、、というなおし方かな?
全部完璧にすると、、、結構な金額になってきますので
お見積りも、、整えて作っていきます

という事で、
分解 点検完了

これから、春になってきますと
ミッション作業など、増えてまいります
お急ぎの方や ご予定の方はお早目に、ご依頼ください

到着順にご対応させていただいております
また、走行日時が被る車両も多かったりします

特別に早くお願いします、というご依頼が多いのですが
到着順にさせて頂いておりますので
ご了承ください

それではー


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