Blackline Drag Racing

blacklineの RACEや日々作業blog

タグ:オイルキャッチタンク

こんにちは

自分は明日の夜から、セントラルサーキットに向かいますが
工場のほうは 営業しております

日帰り、、の予定ですので、日曜日は、工場に居ると思います
多分、、、、

それは、、、往復で1200キロくらいあり
昼間は多分 RACEのオフィシャル、、、お手伝いをしておりますので
かなりへとへとになります

2日横にならず 動き続けるのが、、最近ちと辛い?(^^)

さて、、、

制作中の RX6×2の SKYLINE GTR

作り物が多いのですが
今回は、OIL キャッチタンク

バッテリーはSIZE UPして、REARにブラケット制作して移動してあります

その開けたスペースに制作していきます

このOILキャッチ TANKは大型の物を制作いたします

エンジン内部の内圧って 日本ではあまり注目されていませんが
結構 大事だったりします
PUMPで抜く場合もあったりする箇所なんです

特に 内圧があがりやすい RBなどは
ちゃんと 抜いてあげないと、あちこちに弊害がでたりしますので
しっかり抜く事をお勧めします

他のMOTORでも、TURBOのシャフトがすぐ焼き付くみたいな場合は
HEAD内圧だったりもします

市販の小さなTANKにしたり、アチコチ塞いで 細いHOSEで、、、
という方は結構 エンジンには宜しくなかったりしますので
見直すと、結構改善されたりします

特に WETサンプの場合はOIL PUMPにリリーフがありますので
内圧を落とすことが無難です

ここで、、、油圧がリリーフされると、
TURBO 特にBALL BEARINGのTURBOはオイルが行かなくなり
シャフトがLockしたりしていまいます

割と盲点ですよね

ということで、、、
制作

まず、AL PANELをコンターでCUT
ブレーキで 平行に曲げていきます

230513e


















次は、IN OUT用のPIPEを制作して取り付け

230513c





















SIDE PANELを制作してBOXにします

旋盤で ボスを制作して取り付け

230513a

















これは差し込み固定用


ここから、BODY側にこのボスの受け側の、取り付け用ブラケットを制作します

230524r
















この下側がブラケット 6mmで固定してあります
タンク下のボスはこのブラケットに開けた穴に入るように制作します

見えないので、何気に位置出しが大変です、
230513b




















完成です(^^)
ほご FILMが貼ってありますが、剥がすとSILVERでございます

下にブラケットを制作したのは
脱着を簡単に行えるようにしてあります

固定は上の 6mmのボルト1本だけですので
これを外してもらえば スポッと抜けます(^^)

RACE時などに便利ですが、普段のお手入れや HEAD LIGHTの交換の際にも
便利ですよね

という事で ここは完成です
もうそろそろ完成、、、細かい所とかがまだありますので、、、
もう少しネチネチ進めます


#blackline #ブラックライン #SKYLINE #BNR32 #32GTR #RB26 #RX6
#オイルキャッチタンク #ワンオフ制作

こんにちは

しかし、、、、暑いです、、、
工場の温度は40度を超えてきます

しかし、、作業してると、、つい休憩しそびれてしまい、危険ですので
意識して休憩をとるように、、、、しないとですねー、、

制作中の、
SKYLINE  GTR  32GTRです

220803a


















OILキャッチタンク制作
と言っても 元々制作してあったのですが
補器類のレイアウトが変わったので
形状変更で加工でございます

寸法図ってカットします

220803e


















220803h



















しかし、、、、20年近く物なので、、
内部の汚れもすごい、、、これだけ汚れてると
、溶接すると不純物が上がってきてしまうので
内部を洗浄したあと

溶接目は全て削り取りました

最初から薄々 気が付いてましたが、、、やっぱ最初から制作したほうが早かった

制作物あるあるですね

ツー事で、

天板や、加工箇所のPANELを切り出して

220802b




















そうそう、、、上の写真の 底板なのですが 10mmくらいのRODが飛び出してりますが

blacklineでは 昔からですが、こういう脱着が必要な物は、なるべく簡易に固定できるように
制作をしますので

この部分を車両側のブラケットに差し込み
上側は 6mmのボルト1本で固定できるように制作してあります

何気に便利なんですよ
特にサーキットなどに行った際には便利です

また、OILキャッチタンク 大きく制作するのはブローバイをなるべく抜いて
ヘッド内圧を下げるため

特にRBはヘッド内圧あがりますので ブローバイ結構上がります
ここに、小さいタンクや細い配管などを使用すると、
内圧があがりすぎて
オイルがオイルパンに戻らなくなり最悪エンジン、、メタルが逝ったりします

まずは、、、細いLINEの物、、、TURBOから壊れたりすると思います

ドライサンプではなくても、、海外なんかはポンプで抜く場合もあるほど
blacklineのDRAG MACHINEなんかもDrySumpなのであたりまえですが

ポンプで引いております

また、、SRなどや、他のエンジンで ドリフト走行のような、
高回転やアクセルをRACING多用すると、、
ボールベアリングタービンがトラブル、、、といった場合も

やはり内圧のコントロール不足だったりもします

内圧があがって油圧に瞬間的にでもブレーキがかかると
OILが途切れたり リリーフスプリングが開いて油圧がドロップすることがあります

こなると、一番細いOIL LINE 特にボールベアリングの軸受けTURBOは
OIL LINE絞りますので 結構影響が一番最初にくるのだと思います

油圧計をロガーで取って確認してみると解りやすいかも?です

この場合もしっかりヘッド内圧を抜くと改善したりしますので
試してみてください

既製品は、、装着スペースを考慮して小さいものが多いので制作していまうのが
良いと思います、、または、、、、4Lくらいの、、、お酒のペットボトルとか(^^)

内圧への配慮、意外に大事な事もありますので
是非行ってみてください

さて、、、パネル類 バリ取りや整形をして溶接、、、、

予想通り
汚れが滞留して上に上がってきちゃうので
もう1度 溶接目を研磨

うーん、、、、、やっぱ全部作ったほうが速かったですね、、、

TOP PANELを溶接後
BODY形状に合わせて

曲げをいれて
最後に、ショットで BLACKLINEのロゴを入れて 磨いて完了です

220802c




















車両に取り付けて
次の作業に移ります

ネチネチ進めますーーー

220802a



















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#オイルキャッチタンク #ワンオフ制作








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