Blackline Drag Racing

blacklineの RACEや日々作業blog

カテゴリ: 20ソアラ

こんにちは

製作中のTOYOTA SOARER
実は,,,blacklineは 持ち込みPARTSでの作業はお断りする事が多いのです
中古は廃盤だったり、このPARTSを取り付けたい、、
みたいな場合は、お受けしたりしますが

特に新品PARTSを購入して、、は、全てではありませんが
お断りしております
これは、ビジネス的判断と、万が一のトラブルの際に
PARTSの是非も後々 とれないから、、でございます

しかし、今回のようなPROJECTのように BODY CHENGE
しかも、前の中古PARTSをおおよそ 再利用となると、、、、

これは、割と多い事例、(^^)
結構行っていたりします

違う車種であっても、以前乗っていた車のPARTSがしっかりしたものを
使用していれば、
ICコアや、フルコンなどなど、マフラーの材料など
WGやTURBOなども、
たとえ車種が変わっても、ワンオフ制作の場合は材料としてみなしますので
使えたり、、もします、

車種変更の場合で使用できるPARTSがあるのか、
ご不明な場合は拝見いたします(^^)

今回は、、そんな作業が沢山続くような、PROJECTでございます


さてさて、
製作側の車両から、MOTOR  ATミッション 降ろしました

これから、MOTOR CHENGE 車両側の加工などなどを行っていきますので
まずは、、、、

エンジン ROOM 洗浄いたします

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暖かくなってきたので、水仕事は少し楽になりますね(^^)
まあ、、、これも1日がかり、、、

あとで洗えないので、しっかりと、、ですね
今回は、ミッションをATから5Speedミッションに変更します

しかし、、、、いろいろなPARTS 移植が多いのですが
とにかく、元のPARTSの状態が 悪い、

BASE車から移植される
EXマニフォールドなんかも、ものすごく反っています

ここで、治具を制作して、フライスで研磨、、、が楽で良いのですが
まあ、、まず、治具、、フライスに載せるだけで、結構な金額もかかってきます

そして、加工屋のジジイが面倒なので、文句をぶーぶー言いながら
削るので それを聞くストレスも大きいのです(^^)

まあ、、、
これだけ異形のものを平行に削るためにSETするのは、思ったより大変でございます

それと もう一つ、フライスで削ると、余計に曲がってしまう事が
多々あるのです

なぜ??? と思いますよね?(^^)

それは、、、このマニフォールドのように、曲がりが酷い場合や
補修を沢山しているマニフォールドなどでは
さらに起こりやすいのですが

反った原因が パイプ自体の収縮 膨張、など変形している可能性がある場合

フランジを平行にしようと
大きく研磨してしまうと、、、フランジがどんどん薄くなってしまいますので
強度がどんどん落ちて、パイプに引っ張られて余計に曲がってしまいます

では、、、どうするのか?ですが
まず、曲がりを取っていきます、

プレスなどに かけられるものは、プレスに載せる
用に色々なものを駆使して、できるだけまっすぐに、

そして、フランジに、薄い部分 厚い部分を作り 
パイプの歪曲がりを 吸収させて、
平面を出していくのです

6気筒で1枚物のフランジの場合、センターで一旦切断してしまう事もあります

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一見男らしく 雑に見えるこの作業
しかし、、こうするのが 今の所一番 確実かな?

しかし、、、これも1日がかり、、、、
中古PARTSの再利用は、皆さまが思うより、、、手間と時間がかかってくるものなのです

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MOTOR 本体はそろそろ完成、シム調整 Vタイミングを取ったら
完了ですが、、、

ここでも、いろいろとトラブルが、、、、

写真撮り忘れているのですが
CAM スプロケット

調整式のもので、これも再使用ですが、、、、
ちゃんと、CAM SYAFTの取り付け面に座らない、、、、

これは 以前組んだ際に 斜めに入れて絞めたのか
ゴミでも入っていたのか、、、

スプロケット面がガタガタに変形 位置だしのシャフト内も
振れて回ってしまったようで、穴が大きくなってしまっておりました、、、

ので、センター部分を切削 その部分のPARTSを制作して
圧入で回避しました

まあ、、、買うよりは安価に仕上がりました

インジェクターもトラブルで、補修、も、、補修できず
交換

ここから、補器類になりますが
まずは、、、MOTOR WIREも
これから、ダイナモ移動、サージタンクの制作になりますので
どのみち分解ですが

まずは、いたんでいる箇所を補修しなければ、、、です

250422k


















これも、、、まずは1日作業、、、、

まあ、、、こういう事も、、古い車はおおよそ織り込んで
お受けしておりますので  手間はいたしかたない、

ただ、、、思ったよりトラブルが多いかな?、、、、
ここから、どうにか 仕上げてまいります

ネチネチ進めます(^^)

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#7MOH #7MエンジンOH  #WISECOpistone #燃焼室容積
#ピストンTOP計測 #7MGTE #MZ20

こんにちは

昨日から、、、もはや 暑い(^^)
くらいでございます、

さて、 制作中の7M MOTOR

250411jjmm
























PISTONEは懐かしの WISECO blacklineではあまり使用しないPISTONE
というか 自分もあまりチョイスしない PISTONEです

これは、良いとか悪いとかではなく、
単純に、使った事がないと DATAがなく怖いから(^^)

つーか、やっぱ7MはPITONE 小さいな(^^)
7MはBLOCKの上限で 85ハイまでのボアアップが限界
STDは83mm  RBや2JのSTDが86mmですので
やはり小さく感じます

コンロッドは H断面を使用します


さて、、組み込み、、の前に

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細かい物を組み込み
CRANK SYAFTも曲がりがありましたので、
修正範囲内でしたので  修正

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7Mは 確か ハーフウエイトとFULLウエイトがあります
これはFULLウエイトですねー、前期後期みたいな感じだったと
記憶しております

7M、、、昔はものすごく沢山組みました、、、、
懐かしい(^^)

曲がり修正ですが、たまに結構 曲がっているクランクシャフト
修正して使用しているのを 拝見しますが、、、

一定より曲がったものは熱をかけると、、つまり使用すると
すぐ曲がってしまうという感じです

曲がり修正の判断は慎重にでございます

そして、

このくらい古い BLOCKで何度も組まれた形跡がったりすると
上面面研量などは 不明となりますので

実際にピストンTOP の容量と共に
計測してしまいましょう

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これで 容量を出します
250411jj























RINGの部分を上手く グリスでふさぐのがコツでございます

燃焼室も計測
250225tmtt


















ネチネチ計測でございます

HEAD GKを圧縮比計算して ORDER
HEAD 組み込みとなります

しかし、、時間がかかるMOTORです
組んでる時間より、洗浄 修正してる時間のほうが
圧倒的に手間がかかっております

数十年前からの放置MOTOR、、、仕方ないところ
さて、もう少しです

ネチネチ進めます(^^)

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#ピストンTOP計測 #7MGTE #MZ20

こんにちは

気温どんどん上がってますね(^^)
春だな

さて、こちらも NEW PROJECT
MOTORの制作は先にはじまっておりますが

先週 沢山納車となりましたので
車体が入庫

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キレイな TOYOTA SOARER  
BASE車となります
全くのSTD な状態

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ハンドルが違う?くらいなのかな? これも純正なのかな?

MOTORは 7MGTE
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7M 若い方は知らないかも?
2JZではない、TOYOTAの 3000ccMOTORでございます

うーん、、、エンジンルームも懐かしいほど STDです
昔は 国内最強 SPECだった事もあり
自分も随分 弄りました

去年は7M 2台制作したので
最近、よく見るな、、、感じでございます

そのうち1台は 雑誌にも掲載されております(^^)
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NA 6連スロットル、スロットル EXマニフォールドまで
全てワンオフ制作してあります

もう1台はTURBOで制作

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サージタンクなどなどもワンオフ制作でございます

今回もエンジンルーム等は ガラッと、、、
楽しみです(^^)

ネチネチ進めます


#blackline #ブラックライン #20ソアラ #20SOARER #MZ21
#7MOH #7MエンジンOH #7MGTE #MZ21 #7M6連スロットル
#20ソアラ6連スロットル

こんにちは

昨日から、ほんと、グンと寒くなりました、、
雪もこの冬 初雪かな? 降ったし
まあ、、積ることはなかったですが、今日はチトふるらしい
積らないと、良いと思いつつ、、、ちょっとは積もってほしい、、、
気もします(^^)


さて、、作業を進めている 1台  7Mソアラ
エンジンの分解が終わって 内部確認、、、
エンジンは OHというよりも
以前エンジンを組んでほぼ走っていないらしい、、、ので


予算の振りわけもありますので
それなりに確認して どうしてもダメそうな
所を補修して、閉じるというレベルで作業を行います

まずは、ブロック、とにかく汚れと錆が酷いので、、
1日かけて洗浄、下地処理して塗装しました

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こういうのが地味ーに時間と手間がかかってきます

CRANK SHAFTは曲がりがありますので、曲がり修正いたします

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ヘッドも、、傷が酷いので 修正面研かな
ガイド、シートは、、、目をつぶる感じ

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PISTONE クリアランスも広い感じですが
これもこのまま、しかし、STDボアにそのままPISTONEなので
クリアランスを、見ていなかったのでしょう

必ずPISTONEを組む際には OVER SIZE もしくは
クリアランスをしっかり測って会うものだけを組み込む必要があります

これも、このままで行きます

もう1機 エンジンをお持ちなので、、、これは
そのうち、、、全部まとめてやり直したほうが良いですね


良く昔あった、今もたまに見ますが
OHで異常に安い メニュー

無理なんです、しっかりやると、、、
もはや、これ、、、空けて閉めてるだけ、、
これなら、自分はさらに半額でできる、、というOHも
まだ、見かけます

私たちはお金を頂く側なので、ユーザー様には
伝わりにくい、お金の部分ですが、、、

せっかくお金をかけるのであれば

初めてエンジンを開けるような際はしっかり、、、
しっかり行うことをお勧めします

今回、あえて、しっかりはやっていないと書くのは
またこの後で開けた際の 備忘録的なもの

予算の振り分けもありますので
とりあえず、作り物やPARTS の振り分けでこうなります

とにかく、MOTOR 仕上がったら、
お車をお預かり、作り物 沢山続きます

今回は、エンジン自体がどうのこうのより、、、
全体的な仕上がりを主軸とした プランになります

こういった
ご予算に対して、メニューというかプランニングをするのが
結構大事なところ

抜きどころ、入れどころ、、、
経験値から 構築してまいります(^^)

出来上がり 楽しみでございます

それでは

#blackline #ブラックライン #20ソアラ #20SOARER #MZ21
#7MOH #7MエンジンOH #7MGTE #MZ20

こんにちは

本日から、土曜日まで
DRAG FESTIVALの為  留守にいたします、
工場のほうは営業しておりますが

お見積りなどができません
日曜日には戻っていると思いますので
宜しくお願いいたします

さて、、、
NEW PROJECTでございます

お車より先にまず、、、MOTORなどなどを、準備

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20年くらいは放置された感じの、、、MOTOR

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もうすぐ、土に帰りそうですねー
どこまで何が使えるのか、、、、
とにかく分解して確認から、始めます

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CAMSYAFT  PISTONEは変更しているとのこと
さて、、、このMOTOR、何かわかりますでしょうか?(^^)

解る方はすごい(^^)
つーか、2年くらい前から、ちらほら入ってきてますが、、、、、
そう、、、TOYOTA  7MGでございます

30年前のTOYOTA 主力MOTOR
2JZが出てくる前の、M type シリーズの最後のMOTOR

2Jは、86mm×86mm のボア×ストローク スクエアの2996cc
7Mは 83mm×91mm ロングストロークです 2953cc
同じ排気量ですが、、、ストロークも燃焼室、、、ボアの大きさも
全然違う 3L 同志となります

ちなみに、2Jのボアアップ限界はマージンも見れば、1mmまで
片側0.5mmのボアアップ これは排気量を上げるというよりは
PISTONEを組むには、必ずクリアランスを保つ必要がありますので

86に86mmのPISTONEは余程、偶然ぴったりでないかぎりは
組み込みができません
ですので、2Jのボアアップの排気量限界は、3066cc

7Mは2mmまでは何とかいけますので、ボア85mm
3097cc そう、3.1Lにできます

これ以上の排気量アップはストロークを上げるようになりますが
ストロークアップは、リスクもあり、PISTONE SPEEDが上がってしまいますので
必然的に、回転数を落とさなと、メタルなど、、危険になります

燃焼室の大きさ形状 Vの大きさ、取り付け角度などもそうですが
同じTOYOTA 3Lでも 全然違う特性になってきます

blacklineでは、メタルをまめにCHECKしないような 使い方をするMOTORで
RBであれば、ライトな仕様で、2.8L(77,7mm)
POWERを出す場合は2.7L(75,7mm)を
おすすめいたします

2Jでも、ライトなSPECであれば、3.4Lも在りですが
回転も必要な場合は、2.9L 3Lのまま もしくは3.2Lで
回転セーブで構築したりします

blacklineのDRAG MACHINEは、3.2Lとなっております

と、、、いう事で 7M 分解計測に入ります
ネックはやはり、古いので PARTSの調達

そのあとの作り物などもありますが、
まずは本体を、、、ネチネチ進めます


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