Blackline Drag Racing

blacklineの RACEや日々作業blog

カテゴリ: オリジナルパーツ

こんにちは

月末ですねえ、、、
毎月 嫌なプレッシャーがありますが
年末になるので、余計に落ち着かない、、、

もう開業して今度の1月で27年周年、、いつまでもあんまり変わらない?
感じがします

さて、

これも、変わらず 割と多い作業の一つ
ミッションでございます

今回は、HKS 6SPEED FOR FC3S  Hパターン


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分解前に 手で回したところ、、、、
回らない、DOG 2重噛み合いという感じでも無く
極端に重い感じですので

何か挟まっているか、、、ナット緩んで ギアズレか、、Cリングずれて
シャフト破損からのギアズレが多いのです

とにかく分解します

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リンケージ分解して REARハウジングを外すと
いきなりナットが緩んでおりました

ここが REAR ハウジングに当たって 重かったのでしょう(^^)

回ってしまうと、ネジ山は削られておりますのでおおよそ使えませんので
軽傷ならば、このナットを制作だけ、、ですが

ここのナットだけが緩むって あまりない事なので
緩んだ原因があります


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さあ、、、これが原因ですね
REVERS GEARが飛んだ衝撃で 緩んだのだと思います

メイン カウンター アイドラー 全て 破損です

HKSのミッションで一番多い 症例かもしれません
なぜ、、、こうなるのか?は
以前に何度か書いていますが

ミッションを逆転 RVERSさせるには
シャフトを逆回転させるために  2軸のミッションでは
中間に、GEARを介して 反転させます

これはどのミッションでも同じなのですが
多くのミッションではこの アイドラーギアを
REVERSの際に メインとカウンターギアの間にSLIDEで
噛みこませる方法が多いのです


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こんな感じで
中央のギアにアームがかかっておりますが
これでギアをずらし、左右のギアの間にSLIDE 反転させるわけです

このミッションは ホリンジャ―のGTR用です

ですので、多くのミッションが
前進中に REVERSに入れようとすると
(ギャー―――――――っ)と音がして入りません

しかし、このタイプのREVERSの欠点は
小さいながらもギアを一つ 物理的にSLIDEさせないと、、ですので
凄くスペースを取ってしまいます

そこでHKSの FR用のミッションなどのTYPEは
極力 ケース剛性とコンパクト化を狙ったようで
DOG や ドライブギアを使って 常時逆回転しているGEARの動力を
出力に伝えるようになっております

これだと 通常のシフトを同じように シフトできるので
スペースを取りません

そうそう、、、

最近色々なミッションのギア修理 制作をしますが、、、
海外製のミッションを国産車に使用する場合

BELLメーカーすら無い日本ですので、BELLを純正加工
クロスメンバーのまま塔載になると思いますが
ケース剛性が、クロスメンバーではなく
MOTOR PLATEでとるように設計されているものが
多いのですが、、、

これが原因で ケースがしなり、ギアの噛みあいが悪くて 破損がとても多くなりました
クロスメンバーのまま、、つまり、エンジンマウント、ミッションマウント、、、
などSTDに準じた 搭載をする場合は、HKSのような高剛性なケースのミッションがお勧めです

そして、そういった 海外製ミッションを搭載する場合は
MOTOR PLATE もしくは 補強ポイントを制作してくださいませ

さてさて 話を戻して こういう切替タイプのREVERSミッションの場合
はいりやすい分、前進していてもシフトできてしまったりします

ミッションの構造が解らないと ピンとこない話なのですが
つまり、、、こういうタイプのREVERSギア構造のミッションは
前進中でもギアが入ってしまいやすい、、わけです

しかし、各メーカー 特に純正などは物理的に
動作をしないと 入らないようになっていたりするので
安心なのですが

HKSはここの調整が 非常に簡素化されていて
飛び越えて 入ってしまう事があります

シフトの配列も、Hパターン  左上が REVERS
その下が1ST 2ndは右上、、、となります

つまり位置的にも、1から2にシフトしようとして、REVERSに入ってしまう、、、
という感じです

これも、イマイチわかりずらい、、と思いますが
コレを 改善するパーツも制作してあります

DRAG用は以前から 制作していましたが
DRAG用は、レバーをONにすると、順番にシフトアップしかできなくなります

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バーンが終わって 誘導 バック、ステージする際に
このカラーをONにすると 順番にしかシフトできなくなります

ただ、、、これだと
周回走行や ドリフト走行だと使用できませんので
思い切り 1から2に、何もかんがえずに 不安なくシフトしたい、、という
ご要望で

1から2だけのガイドを制作しました
バックしたい時 レバーを引いてバック

つまり他のミッション、、というかHKSのSTDと同じ方法です

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このCAM状のスペーサーがガッツリガイドにあたるので
まず、REVERSに入る事はありません 思い切りシフトできます

まず、HKSのシルビア用で、¥31900~ (来月値上げ予定)

~というのは、、レバーの状態 固定差で変わる事があります

ちなみに、TRUSTのミッションの場合は
このシステムも DRAG用でも
レバーが曲がっているのと、元々 カラーやスプリングなどが無いため
レバー自体を制作するか、、一か八か レバーをプレスで伸ばす、、、という作業
と カラー制作 スプリング カラー制作が必要になるので
いぜれも 高くなります

こちらは、お問い合わせください

そして、HKS用でも 1-2用は シルビア用は 何個も制作していますが
FD FC用は、数を制作していないので

できればミッションごとの確認が必要になります

いずれも、ミッションごとが こちらで正確な調整ができますので
お勧めいたします

どうしてもミッションごとが厳しい場合は
シフトレバー リテーナー(レバーが止まっているミッション側のパーツ)
に、シフト位置がわかるように、印をいれていただいて
その部分で制作

後にお客様自身で微調整はしていただくようになります
DOGミッションはほとんどが ギア同士のピッチが狭く 調整がチト手間がかかります

上記となります
やはり、、、わかりずらいと思いますので
興味のある方は お問い合わせください

さて、、、、話は戻って

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このミッションも他を全部分解、DOGを CHECKします

5th 直結があるミッションですが、直結部分のDOGのみが
減っています、
比較的キレイなミッションです(^^)

さて、、、最後の確認をしますが、、、
これは後程

それではーーー


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#ミッションOH #HKSミッション #FC3SDogミッション #FC3SHKS
#DragShifter #ドラッグシフター #シフトガイド #HKSシフトレバー


こんにちは

いやいや、、、涼しくならないものですね、、、、
ホント今年は夏が長い、、、、

さて
先月のRACEが終わり またもや CLUTCHをモディファイ

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チト前に VIDEO OPTIONの YOUTUBEを見ると RACE中に走行毎に分解している
動画が見れますが、、



これに、チラッと写っております
結構 走行毎で、時間も手間もかかる為に
どうしても、時短をしないと、、ですので

上の写真のように、クリアランス エアギャップや DISKの減った分は、
カバーを下げたりして 調整しますが
これは元々 シムで調整するタイプなのですが

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これを交換するには、CLUTCHカバーを外す必要があります

これは、アメリカでは、最も重要で 最もメジャーなCLUTCHをSETするというか、、、
SLIDER CLUTCHを使用する文化が、日本では皆無なため

スケジュール的に、走行から走行までの時間が足りなかったりするのです、、、
これは、、仕方ない事なのですが、、、
時間が足りないので

カバーを外さなくても、調整できるように、、、と
回転で収縮するタワーをチタン材で制作してあります

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左が調整できるタイプで右がシム調整タイプ
左は一周 0.1inchの調整幅で制作してあります

そうそう、
FLYWHEELも2JMOTOR用に制作してあります
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セルモーター付きで制作しましたので、RING GEARはボルト止めできるようになっております


今回このTOWER 部分、、、もう何年も使用していたら
渋い所が出てきて 無駄に時間がかかってしまったので
思い切って 新規制作でございます

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完成、(^^)
チタン材でございます

FLY WHEEL側も軽く補修 台座部分の摩耗等です
CLUTCHはこれで ひと段落とします

また、、、ここから もう一度 ミッション LENCOも分解点検しておきたいところ、、、
次の走行もまだ決めていないので、ネチネチ進めます(^^)


それではー


#blackline #ブラックライン #SliderClutch #AFT #DragMachine #DragRace
#ProStock #パイプフレーム #LENCO #SC300 #2JZ

こんにちは

先程 すっごい雨が、、、
もう最近は日本も熱帯の国みたいな天気ですね

湿度も凄い、、、

さて、、、300ZX
メーター 取り付けでございます

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300ZX 5MT TURBO
最近は、Z32もあまり見なくなりましたねー(^^)

メーターホルダー 制作して取り付け
このタイプの、、、ルームミラーが ルーフに直接 取り付けてあるタイプの車両は
比較的 楽なのです

ベースを制作して ミラーで挟みこんで固定

結構大変なのが、、、
ガラスにミラーが張り付けられるタイプ
今の車はほぼ ガラスに固定されていますねー

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これはFK8 CIVIC

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インプレッサとか

350Zも、、、Z33から変わります
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などなど、、、
こういった車両の場合は一度 ルーフの内装を剥がしたり
照明の穴などから工夫して内部にブラケットを制作
そこから 制作しますので 結構手間がかかります



この位置にメーター 良いのです(^^)
特に 針のメーター デジタルだと 油温なんどの時油圧いくつ、、、みたいなのは
数値で覚えるのが厄介ですが

針で3個並べるの相関で見えますので
いつもと、、、違う、、、と気が付いた時点でアクセルを抜けば
被害が小さくてすみます

また、この位置で制作して、、ほとんど位置を変更する方はいません
これは、多分ダッシュボード周りの景色が変わらないので
飽きないのではないかな?と思います

純正メーターも乗れば必ず見ると思いますが

毎日見て飽きた。。。とか毎日見てカッコイイとかわざわざ、毎回思う事は
少ないと思います

必要な情報を淡々と教えてくれるから、、、だと思うのですが
追加メーターもそのような感じで マメに確認していただく事が重要でございます

つーことでこの位置色々な車種で制作する事が多いです

今回の300ZX Z32はこんな感じ

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ただ、、、意外に制作するのに時間がかかりますので
ご依頼の際には 1週間前後 日数を見てださいませ

また、、、ほとんどの車両が現物合わせで制作になります
結構 ホルダーだけ制作して送ってほしい、、、というお問い合わせがありますが

制作できるのは、32,33GTR Z32 180SX シルビアくらいかな?
ただ、、やはり現車で合わせるほうがしっかり制作できます

ご希望の方は お問い合わせくださいませ

それではー


#blackline  #ブラックライン #メーターホルダー #追加メーター #Defi #FK8 #GRB
#GDB #GVB #Z32 #32GTR #33GTR #34GTR #シルビア #Z33

こんにちは

工場の中は 年明けから変わらずで作業を進めておりますが
今週はお預かりがはいりますので、少し入れ替えです

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エンジン室では、エンジン作業ばかりでなく、、
やはりミッションなども行ったりしておりますが

いまだに一番多いのがコレ

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HKS FR用ミッションのREVERS GEAR 制作です
熱処理してショットをかける前に 当たり確認をしております

まあ、、どのギアも制作時はほぼ治具などを制作して歯の当たりは見るようにはしております
治具、、、、イベント展示で使ったら雨があたってしまい、、錆がでてしまいました
そのうちキレイにしなきゃ、、、って思いながらこのまま使っております

そして、、、次によく出るPARTS


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これは、RBのパワーステアリングのポンプの位置が遠く
アクセルOFFやエンジンブレーキの際や高回転を維持すると 飛んでしまうなど
元々は Dumper Pullyを装着するとベルトが飛ぶという 車両の対策で制作しましたが
STD Pullyでも ドリフト走行や、ローンチを使うと飛ぶという事もありますので
ほぼその用途で使われる事が多いようです


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こんな感じで、、
ベルトの中間を抑えてベルト飛びを防ぎます
このほかだと、電動に変更するとか、エアコンのコンプレッサーを外して
下に移動とか、、結構手間のかかる方法になってしまいますが
このPARTSは無加工で装着できます

写真のように付属のボルトで ブラケットの共締めする感じでございます

そして、、元々はRB26でしかフィッティングをとっていませんでしたが
その後 RB25やRB20にも装着ができるようで
ドリフト走行をする方やサーキット走行をする方に
良く使って頂いております

ちなみに、、、もう古い話なので あまりおられないと思いますが
RB同士でも、車両によって パワステポンプのPully位置とCrank Pullyの位置が若干
違ったりします、MOTOR CHENGEで 違うMOTORを載せた場合 良くご確認ください
この場合はやたらと飛びます

その場合は、ポンプをそのMOTORの物に交換か、Pullyを外して加工
もしくは、場合によってポンプ側のPullyを制作する必要があります
まだ、たまーに聞かれるので、一応記載しておきます

もちろん各RB STDPullyででも使用可能です
ベルトも付属させていますが、これはこちらで良く使用する寸法ですので

エンジンによる違いや年式でPullyなどが変わるともちろん長さが変わる事もありますが
そのあたりは、お客様のほうで、ベルトを変更してくださいませ

材質はALですが STEELと同等の強度の材料でございます
振動などを考慮して 一体で削り出しですので
ただのPlateにカラーではございません

最初からベルトはいらないよ、、って方は ¥2,000引きで発送いたしますので
お申しつけください

つーーことで 地味なPARTSですが、、地味なLong Saler

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おおよそ在庫していますが、たまに沢山出ると無くなりますので
在庫確認してくださいませ

ちなみに 現在欠品中 2Weekくらいかな?


それではー


#blackline #ブラックライン #RB #RB26 #オリジナルパーツ #ワンオフ制作
#HKSミッション #ギア制作 #DOGミッション #パワステベルト飛び #パワステベルトテンショナー  #ベルト飛び防止



こんにちはー

本日は、もはや寒い
でも、、、暑いよりは良いので 作業ははかどります

blacklineでは、一応 ORIGINAL PARTSがいくつかありますが
スッゲー毎日 ORDER来るよ、って製品はございません

そういうの思いつくのって中々難しいのでしょうね

という事で
たまーに 出るコレ

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blacklineでは、ギア制作などをするせいか ミッションOHなども多く
また、お客様にも POWERがでている車両も多いので

20年くらい前に考えて制作した物
当時、自分もSTOCK BODYベースの車両で DRAG RACEに出ておりましたが
やっぱ 問題になるのは駆動系の破損

デフロックなどだと、、、衝撃が直接キックバックするせいか、、
Crank Shaftまでダメージが及ぶ事も

これを解消するために、
当時はSLIDER CLUTCHなんて使ってなかったし まあ、、、STOCK BODYで
毎回素早く ミッションを降ろすように作るのも難しかった

そこで衝撃をどこかで吸収できないか?って作った物です

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ラバーダンパーをDRIVE SYAFTに組み込むブラケット
そうそう、、日本だと DSyaftをプロペラシャフトと言いますが

海外では、通じません、、、基本的にDriveShaftといいます

色々な車両で制作しましたが
おおよそ 好評でございます

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ミッション側に取り付ける場合もありますが多くはココ
デフの前が多いです

最近はDRIFT走行をされる方からのORDERが多いです
ミッションの保護です

自分も当時は、コレ無いと結構頻繁に、トラブルを起こしてましたが
コレを装着して、随分改善されました

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あとは、、、、
ミッションの固定をしっかりする事

クロスメンバーの車がほとんどですので
ケースの捻じれを考えて

BELLなどをBODYに固定しても
ケースの捻じれを軽減できますので

ギアにも優しくなる感じがします

ミッションのメンバーはミッションの一番後ろあたりが多く
エンジンメンバーは エンジンの中間に

支えや抑えが無い BELL近辺は タオルを絞るのと同じで
負荷がかかると 中間に捻じれが入ります

2軸のセンタープレートタイプのミッションだと
ギアのシャフト自体が競る方向に動くので、

あたりがキツくなります

これは、直接捻じれる所を確認はしていませんが
分解すると、、そういう兆候が見られます

そして、BELLを固定するとやはり軽減されたりもします

本来は競技用ミッションは特に MOTOR PLATEにして 強いBELLを使用すると良いのですが
日本ではBELLメーカーもないし、あまりやらないです

ほぼALMIの鋳物や 純正形状が多いですよね
しかし、、、どうしてもしっかり、、となれば MPにBELLをしっかりしたものにする
というのも方法の一つだと思います

それと、、、基本的なところでOIL
DOGミッションは、、、非常に解りやすく 
DOGの叩かれた硬度で見れるのですが、、、
自分は、、、ですが 日本精製のものはあまり使用しません

また シンクロ付きでも 温まったあとに、入りが悪い場合も
OILが合っておりません
多分遠心力で、あたたまって緩くなったOILが飛び散ってしまうからではないかな?と
思います

高いOILでも走行直後に、入らなくなり、すぐ抜くと泡だらけ、、水みたいなの出てきたり、、、
があったりします

できれば、ショックを吸収できるようなOILをお勧めしますが
欠点として 冷えていると入りが良くなかったりしますので

使用用途で選ぶのもやはり大切ですね


つーーーー事で たまーーーに制作する ミッションというか駆動系の保護PARTS
壊れて、、、仕方がない、、という方は一度お試しくださいね

それではーーー




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