Blackline Drag Racing

blacklineの RACEや日々作業blog

カテゴリ: RB26

こんにちは

自分は明日の夜から、セントラルサーキットに向かいますが
工場のほうは 営業しております

日帰り、、の予定ですので、日曜日は、工場に居ると思います
多分、、、、

それは、、、往復で1200キロくらいあり
昼間は多分 RACEのオフィシャル、、、お手伝いをしておりますので
かなりへとへとになります

2日横にならず 動き続けるのが、、最近ちと辛い?(^^)

さて、、、

制作中の RX6×2の SKYLINE GTR

作り物が多いのですが
今回は、OIL キャッチタンク

バッテリーはSIZE UPして、REARにブラケット制作して移動してあります

その開けたスペースに制作していきます

このOILキャッチ TANKは大型の物を制作いたします

エンジン内部の内圧って 日本ではあまり注目されていませんが
結構 大事だったりします
PUMPで抜く場合もあったりする箇所なんです

特に 内圧があがりやすい RBなどは
ちゃんと 抜いてあげないと、あちこちに弊害がでたりしますので
しっかり抜く事をお勧めします

他のMOTORでも、TURBOのシャフトがすぐ焼き付くみたいな場合は
HEAD内圧だったりもします

市販の小さなTANKにしたり、アチコチ塞いで 細いHOSEで、、、
という方は結構 エンジンには宜しくなかったりしますので
見直すと、結構改善されたりします

特に WETサンプの場合はOIL PUMPにリリーフがありますので
内圧を落とすことが無難です

ここで、、、油圧がリリーフされると、
TURBO 特にBALL BEARINGのTURBOはオイルが行かなくなり
シャフトがLockしたりしていまいます

割と盲点ですよね

ということで、、、
制作

まず、AL PANELをコンターでCUT
ブレーキで 平行に曲げていきます

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次は、IN OUT用のPIPEを制作して取り付け

230513c





















SIDE PANELを制作してBOXにします

旋盤で ボスを制作して取り付け

230513a

















これは差し込み固定用


ここから、BODY側にこのボスの受け側の、取り付け用ブラケットを制作します

230524r
















この下側がブラケット 6mmで固定してあります
タンク下のボスはこのブラケットに開けた穴に入るように制作します

見えないので、何気に位置出しが大変です、
230513b




















完成です(^^)
ほご FILMが貼ってありますが、剥がすとSILVERでございます

下にブラケットを制作したのは
脱着を簡単に行えるようにしてあります

固定は上の 6mmのボルト1本だけですので
これを外してもらえば スポッと抜けます(^^)

RACE時などに便利ですが、普段のお手入れや HEAD LIGHTの交換の際にも
便利ですよね

という事で ここは完成です
もうそろそろ完成、、、細かい所とかがまだありますので、、、
もう少しネチネチ進めます


#blackline #ブラックライン #SKYLINE #BNR32 #32GTR #RB26 #RX6
#オイルキャッチタンク #ワンオフ制作

こんにちは

昨日 今日と、、暑い、、、
今日は35度近くになるとか???

いやですねえ、、、
これから夏なのに、、、
しかも、昨日は、朝からNETがつながらず、、、、
夕方まで色々 やって NTTの故障センターに電話しながら  解決、、、と思いきや
有線だとつながるのですが  WIFIだとつながらず、、、、

またまた 色々しらべたらルーターの寿命って、5年くらいらしく
もう10年以上使っておりましたので、、交換したら
あっけなく治りました(^^;

最近やたらと重かったのは、、このせいだったようです
こういう時間がホント 無駄ですねー

さて、、、

制作中の、SKYLINE GTR  RX6 TWIN


230513nn




















サクションPIPE 完成です
とにかく TWIN TURBOで RX6 
この仕様は、30年くらい前は 競技専用という車が多かったので
エアクリーナーなどは装着しない事が多かったので
サクションを制作するスペースはあまり考慮されていない TURBO位置です
マニフォールドも少し作り変えるようかな?とも思いましたが

下側のパイプなどの位置も下げて PARTSも色々移動してスペースを作り制作
結構スペースを取るのが大変でした

さて 取り付けたところで ステーを制作していきますので
ここから、またまた、旋盤でボスを制作していきます

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ネチネチ制作したあとはステー自体の制作 位置を決めて ステー制作まで
結構時間がかかります

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SUZUKI君 溶棒を曲げて、、、イメージを構築中、、、
ここから3日はこれをやってました(^^;

まあ、、、そんなものなのです 中々決まらない、、、
作るの半日 車の前に2日とか、、、結構あります
その後、、、意外にダメで作り治す、、、、もあります

中々こういう物は決まらない、

230517e





















とにかく、完成
ここから 遮熱などの作業に入ります
作り物ももう少し 続きます
次回はマフラーなどなどを、、、、

もう少しかかりそうですが ネチネチ進めます

#ブラックライン #blackline #SKYLINE #BNR32 #RB26 #RX6 #DOGミッション
#ワンオフ制作






こんにちは

GW 一昨日 昨日 メーカーも営業している所は 営業しておりましたが

今日からは結構?お休みが多いですねー

今日、明日 明後日の昼くらい?までは
自分は工場におりますので、

お暇な方は遊びにでもいらしてくださいねー(^^)
土 日は 自分は不在となります(ふじさんめっせでイベントの為)
が工場は営業しておりますが、お見積り等はできませんので 
宜しくお願いいたします

さてさて

制作中の SKYLINE GTR
もう2か月近く かかりきりで制作しております

230503a




















タペットカバー 一見Blueに見えますがこれは保護カバー
GOLDで塗装いたしました
230503b



















サージタンクは、SILVER系というか ガンメタ系 アルミっぽい色で
塗ってもらいました

燃料周りも構築完了 レギュレーターはSARD製 ばっか使用しますが
これは Black アルマイト仕様 限定品です(^^)

さて、、配管の制作ですが
パワステpumpが電動で、シュラウド位置 配管位置に被るのでチト狭い感じ

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TWIN ENTRYですので スペースをとります
このあとサクションも制作しますが

その前に

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旋盤で ボスを制作
これに、タップを立てていきます
TWINなので チト多めに必要になりますので
ネチネチ制作です
これを PIPE同士に位置出しして溶接していきます

そして PIPE同士を繋ぐ ステーを制作

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寸法をケガいて
ブレーキで曲げていきます

210703e















最後にバーリングをかけて補強してから バリ取りでございます

230503d




















完成です
こういうのを何個も制作していきます
こういったステーではない箇所は、SUS RODなどで制作していきます

これらも全て完成したら 配管などなども 磨いてキレイにしますので
完成するとまた印象が変わってきますが

やはり TWIN TURBOは狭くなりますね
とにかく、、、細かい箇所に結構時間をとられますが

もう結構できてきましたので もう少し頑張ります

それではーーー


#blackline #ブラックライン #32GTR #BNR32 #RB26 #IC制作 #パイピング制作
#ステー制作 #ワンオフ制作 #RX6 

こんにちは

昨日 今日と 夏日、、、暑いくらいですねー
半袖で大丈夫でございます(^^)

さてさて
制作中の Skyline GTR

サージタンク周りも分解して
内圧をかけて 配管各部の漏れなどを確認でございます


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ここで、何日かかけて 水漏れなどを確認します
古いですからねー、、、、、

解る箇所は、交換 補修しました
以外に地味に手間と時間のかかる作業でございます

サージタンク カバー類は、洗浄して塗装に出しました

230413r



















サージタンクも年代物(^^)
TRUSTの鋳物製
歪があるので、研磨しております

Oリングも注文

サージタンクは、ウチの場合はワンオフで制作することが多いのですが
これも 大好きで制作するわけではなく

昔、Boostが、3kpaとか超えてきたころ
やはり、吸える気筒と吸えない気筒の差が大きくなってきて

色々なメーカーの物を加工や切断して入口の向き変えたり、、、
また、破裂したりするものもあります

STDの入口の向きだと、難しかったので、思い切って形状を変えたりして 試していき
制作してました、やはり内部にはファンネルを入れて

概念的には例えば Boost 2kであれば3気圧のAirが、押し込まれずに貯めて
各気筒が均等に吸い込むように、制作すると SETが良い方向にいきました

これはICのサイドタンクや、パイピングなどにも当てはまります
こういうのを軽視すると、、、こういう所で変わってきたりします

やはり、、、エンジンは物理で動いてるんだな、、と
感じる所です

なので、、どうしてもそのように制作してしまう、、為
あまり既製品を使用しなくなってしまいました

基本的に 均等にというか上記の事が、、、が目的なのですが
お客様の多くは 音 で制作される方が多いです

ファンネルがありますので、吸気音が変わります
RACINGすると フォンっ と言います(^^)


TURBOは、、あまりに汚かったので、分解、ウエットブラストもかけてキレイに
OIL リターンなども無理があるので 制作しなおしました

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配管も制作中

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Twin Entryで制作で、サクションもという事ですので
結構ギチギチでございます
ここから、バッテリーをREARに移動して
ダメそうな配線類を、、、、、やりなおします

230420k




















ハイっ出来ました(^^)
3分間クッキングのようですが
ブラケットなどを制作して 配線を引っ張り固定でございます

まだ、エンジンルームのリカバリー 制作物がまだ続きます

急がば回れ、、、、やる事が多いので、、ネチネチ進めますかね、、、

それではー


#blackline #ブラックライン #BNR32 #32GTR  #RB26 #RX6 #ワンオフ制作
#パイピング制作 #バッテリー移動 #サージタンク

こんにちは

先日、FBにも書いたのですが

たまたま、お問い合わせが2件

RB 2.8L (77.7mm stroke) 2J 3.4L
で、別々のユーザー

組んでもらった直後に壊れたと同じ内容でございます
この2件のようなことは 多々あります


たまには、、車屋さんらしいお話を、、

ただ、こういう話は、あくまで自分の拙い経験値からのお話
意見というか、カスタムの方法の一つの考え方でございます
そうじゃねーよ、、、って方は鼻で笑ってくださいませ(^^)

一般的に日本で壊れない MOTORというと  ほぼ10年とか 10万キロ以上とか
みたいなイメージですよね?

海外などでは RBや2Jは2500ps とか出しておりますが
これは、概念が違います 

本来 RACEなどで 壊れないMOTOR SPECとは 
RACE中に壊れないという事
例えば  走行ごとに メタル、、、ジャーナルベアリングをCheckしたり
BlockをアルミのBILETにして スチールBlockのように割れづらいものを
アルミにして ストレスを吸収させる、、みたいなイメージです
その為ストレスはblockに溜まりますので、3本でBlock交換になるとか、、
短いスパンでの メンテンスが必要となります
という感じですので、とらえ方、事情が違うわけです
お金も全然違ってきます

これはSPEC 選択にも言える事だったりします

RBや2Jは、事実上 ボアアップで排気量が上げられませんので
Strokeで 排気を調整するのがメインですが、
STROKEで排気量を変更すると
Pistone Speedが変わってしまうのと
何より メタルへの負担なども変わってきてしまいますので
一番の課題は回転数となります

特に 2Jより、CRANK長が長い RBはシビアに慎重に決めると良いと考えております


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向かって左がRB 右がJZ系
ジャーナル位置はこんなに違います
つまり、メタルへの負担は、RBががより過酷です

自分は、回転REVを 決める際にはどんなMOTORでも24m以下で設定しますが
あくまでPeakですので RBなどは全然低く、決めた回転数内で SETを完結させます

Boost圧でも、気筒160ps以下で設定する事が多いです 
STD燃料であれば妥当かな?と思います

これ以上は燃料の変更が無難だと感じます

しかし、最も重要視して、組むのは LongLifeに対しての耐久性です
つまり、1000ps前後までのMOTORは、10年10万キロみたいな走行に耐えるように
組むわけですが


ブロックやメタルクリアランスを、自分なりに設定した数値に組む為の
数値に合わせていきます これは締め付け方法などにも 変更をしていくわけです

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これは、ボルトの伸びでトルクを決定しています
このあと、内部の真円度と対比します

目指すメタルクリアランスで組めるようにしていくわけです

こういった 地味な工程を踏まないと あとでトラブルだ出たりした際にも
原因が解りづらかったり メタルクリアランスを 広くできなかったり、、
まあ、、このあたりは人それぞれ、、あくまで自分は、、でございます

このような前提で
街乗りやLONG LIFEの前提のMOTORで
例えば 2Jの 3.4L やRBの 2.8Lや3Lを見ると
どちらかと言うと LIGHTな仕様だな、、、と感じます
というか、POWERはそれなり  街乗り用、、だな、、、と

これは 先に書いた メタルへの負担が違うので
回転数からの、排気量の選択の違いになる理由の一つなのですが
もちろん 街乗りで乗りやすくとかの場合ですので、しっかり回転を守る
REVをちゃんと 点火カットで入れているみたいな縛りがあれば
良いカスタムなのですが、よりPOWERを出して 速く、、となると
弊害もありますよ、、という事です

ですので
逆に2Jで 2.9Lや3LでCRANK 制作した、、とか
RBで2.7L (75.7mm Storke) などだと
おー、、、、速そうと感じます

これは  絶対性能では無く 
耐久性重視前提での意見でございます

このあと、動力はミッション タイヤへと伝わるわけですから
回転数というのは 重要なファクターの一つとなる為、、、だからです


回転数 POWER 耐久性の兼ね合いで
それを前提とした 速く走らせるSETの幅が広く取りやすくなるから、です

要は無理すると壊れる訳ですので
回転をしっかり SAVEして 理解をしてから使用しないと、です

ただ、この意見も、、RACE SPECというか、、、マメに MOTOR CHECK メタルCHECK
走行ごとにMOTORを開けて点検というSETであればまた意見も変わってくるわけです

なので、特に STROKEを変更したカスタムをする場合は、 材料もそうですが
しっかりその PARTSのSPECを把握した上での SETが大事になりますので

お客様の使用用途、使用するスパンなど お客様のご意見 ご要望から
諸元を決める事が 大事になってきます

つまり 
一番最初のプランニングをしっかりするというのが結構大事だと考えていたりします


それと、、、、最近はRB 2Jはブロック品薄ですよねー
事実上 ボアアップに頼った 排気量アップは出来ないMOTORですので
アフターメーカーも2回目のリカバリーを考えて87ハイではなく、86.5などをメインに
してほしいな、、、と思います
IMG_20201022_202027_155






















それではーーーー


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