Blackline Drag Racing

blacklineの RACEや日々作業blog

2023年11月

こんにちは

今日は暖かいですー(^^)
月末で納車が続き

チト場所が空いたので掃除や整理をしております

さて
2J 3.2L
HEAD 周りの諸元 設定も終わっておりますので
最後に Vすり合わせ

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しっかり、シートカットしてますので
なじませる感じと、当たりの確認

基本的にしっかりシートカットができていれば
Vをシートにはじいて 当てた時に音が 違います

当たりが悪いと、パン とか カンみたいな音
しっかりできていると、ポン、、、みたいな音になります


そして、、、
これを、シートカットをせずに Vラッパーのような自動工具などで凄い勢いで研磨してしまうと
当たり面が、、、圧着幅が広がりすぎて、
同じ力でSPが引いても 面積あたりの圧力は下がってしまいますので
微妙、、、となります
酷いのになると、当たり面が倍以上になっていたり、、、
ハイチューンなどの場合で NAなどだと
フリクションを減らすために SPをできれば弱く、、ですので
線当たりにするために シートカットの歯も制作することもある、、
くらいの箇所でございます

ですので、機械などで、物凄い勢いでかけてしまうと、、、
もはや、VSPのSET位置も緩む方向に変わりますので
色々と微妙になります

ちゃんと、POWERを出す場合や、しっかりOHする場合や
Vガイドを打ち換えした際にはしっかり シートカット をお勧めします

また、SET位置や ステムの位置もシートカットで変わりますので
しっかり、寸法を指定してあげると良いです

そして、、ステムTOPも研磨やカットで揃えると
あとが結構 寸法やSET しやすくなります

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前も出しましたが こういったもので計測してあげると
楽でございます

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すり合わせをしているのは、、MOTOMI もうFREEの漁師か
なんか木彫りでもやる職人のような顔でございます(^^)

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合口研磨、メタル確認も全て終わっておりますので
組み込みです

組み込み前の PISTONE コンロッド(^^)
キレイでございます

ここから、ブロックのSTADを取り付け、、、
HEADを組んで載せます

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インナーシムですので、
まずはテスト シムを入れて計測、
まずは、、、交換、、、今回はウチに在庫で無い SIZEばっかでしたので
結構取り寄せ 無いSIZEや、微調整は並行研磨をして合わせていきます

ここまでくれば ほぼ完成(^^)
あと少しですねー

それではーーー

#blackline #ブラックライン #2JZ #3.2L #2J3.2L #インナーシム #シートカット
#リン青銅 #バルブすり合わせ #OH #エンジン制作 #エンジンOH
#鍛造削り出しクランクシャフト

こんにちは

月末ですねえ、、、
毎月 嫌なプレッシャーがありますが
年末になるので、余計に落ち着かない、、、

もう開業して今度の1月で27年周年、、いつまでもあんまり変わらない?
感じがします

さて、

これも、変わらず 割と多い作業の一つ
ミッションでございます

今回は、HKS 6SPEED FOR FC3S  Hパターン


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分解前に 手で回したところ、、、、
回らない、DOG 2重噛み合いという感じでも無く
極端に重い感じですので

何か挟まっているか、、、ナット緩んで ギアズレか、、Cリングずれて
シャフト破損からのギアズレが多いのです

とにかく分解します

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リンケージ分解して REARハウジングを外すと
いきなりナットが緩んでおりました

ここが REAR ハウジングに当たって 重かったのでしょう(^^)

回ってしまうと、ネジ山は削られておりますのでおおよそ使えませんので
軽傷ならば、このナットを制作だけ、、ですが

ここのナットだけが緩むって あまりない事なので
緩んだ原因があります


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さあ、、、これが原因ですね
REVERS GEARが飛んだ衝撃で 緩んだのだと思います

メイン カウンター アイドラー 全て 破損です

HKSのミッションで一番多い 症例かもしれません
なぜ、、、こうなるのか?は
以前に何度か書いていますが

ミッションを逆転 RVERSさせるには
シャフトを逆回転させるために  2軸のミッションでは
中間に、GEARを介して 反転させます

これはどのミッションでも同じなのですが
多くのミッションではこの アイドラーギアを
REVERSの際に メインとカウンターギアの間にSLIDEで
噛みこませる方法が多いのです


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こんな感じで
中央のギアにアームがかかっておりますが
これでギアをずらし、左右のギアの間にSLIDE 反転させるわけです

このミッションは ホリンジャ―のGTR用です

ですので、多くのミッションが
前進中に REVERSに入れようとすると
(ギャー―――――――っ)と音がして入りません

しかし、このタイプのREVERSの欠点は
小さいながらもギアを一つ 物理的にSLIDEさせないと、、ですので
凄くスペースを取ってしまいます

そこでHKSの FR用のミッションなどのTYPEは
極力 ケース剛性とコンパクト化を狙ったようで
DOG や ドライブギアを使って 常時逆回転しているGEARの動力を
出力に伝えるようになっております

これだと 通常のシフトを同じように シフトできるので
スペースを取りません

そうそう、、、

最近色々なミッションのギア修理 制作をしますが、、、
海外製のミッションを国産車に使用する場合

BELLメーカーすら無い日本ですので、BELLを純正加工
クロスメンバーのまま塔載になると思いますが
ケース剛性が、クロスメンバーではなく
MOTOR PLATEでとるように設計されているものが
多いのですが、、、

これが原因で ケースがしなり、ギアの噛みあいが悪くて 破損がとても多くなりました
クロスメンバーのまま、、つまり、エンジンマウント、ミッションマウント、、、
などSTDに準じた 搭載をする場合は、HKSのような高剛性なケースのミッションがお勧めです

そして、そういった 海外製ミッションを搭載する場合は
MOTOR PLATE もしくは 補強ポイントを制作してくださいませ

さてさて 話を戻して こういう切替タイプのREVERSミッションの場合
はいりやすい分、前進していてもシフトできてしまったりします

ミッションの構造が解らないと ピンとこない話なのですが
つまり、、、こういうタイプのREVERSギア構造のミッションは
前進中でもギアが入ってしまいやすい、、わけです

しかし、各メーカー 特に純正などは物理的に
動作をしないと 入らないようになっていたりするので
安心なのですが

HKSはここの調整が 非常に簡素化されていて
飛び越えて 入ってしまう事があります

シフトの配列も、Hパターン  左上が REVERS
その下が1ST 2ndは右上、、、となります

つまり位置的にも、1から2にシフトしようとして、REVERSに入ってしまう、、、
という感じです

これも、イマイチわかりずらい、、と思いますが
コレを 改善するパーツも制作してあります

DRAG用は以前から 制作していましたが
DRAG用は、レバーをONにすると、順番にシフトアップしかできなくなります

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バーンが終わって 誘導 バック、ステージする際に
このカラーをONにすると 順番にしかシフトできなくなります

ただ、、、これだと
周回走行や ドリフト走行だと使用できませんので
思い切り 1から2に、何もかんがえずに 不安なくシフトしたい、、という
ご要望で

1から2だけのガイドを制作しました
バックしたい時 レバーを引いてバック

つまり他のミッション、、というかHKSのSTDと同じ方法です

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このCAM状のスペーサーがガッツリガイドにあたるので
まず、REVERSに入る事はありません 思い切りシフトできます

まず、HKSのシルビア用で、¥31900~ (来月値上げ予定)

~というのは、、レバーの状態 固定差で変わる事があります

ちなみに、TRUSTのミッションの場合は
このシステムも DRAG用でも
レバーが曲がっているのと、元々 カラーやスプリングなどが無いため
レバー自体を制作するか、、一か八か レバーをプレスで伸ばす、、、という作業
と カラー制作 スプリング カラー制作が必要になるので
いぜれも 高くなります

こちらは、お問い合わせください

そして、HKS用でも 1-2用は シルビア用は 何個も制作していますが
FD FC用は、数を制作していないので

できればミッションごとの確認が必要になります

いずれも、ミッションごとが こちらで正確な調整ができますので
お勧めいたします

どうしてもミッションごとが厳しい場合は
シフトレバー リテーナー(レバーが止まっているミッション側のパーツ)
に、シフト位置がわかるように、印をいれていただいて
その部分で制作

後にお客様自身で微調整はしていただくようになります
DOGミッションはほとんどが ギア同士のピッチが狭く 調整がチト手間がかかります

上記となります
やはり、、、わかりずらいと思いますので
興味のある方は お問い合わせください

さて、、、、話は戻って

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このミッションも他を全部分解、DOGを CHECKします

5th 直結があるミッションですが、直結部分のDOGのみが
減っています、
比較的キレイなミッションです(^^)

さて、、、最後の確認をしますが、、、
これは後程

それではーーー


#blackline #ブラックライン #ギア制作 #ギア修理 #DOG修理 #DOG再生
#ミッションOH #HKSミッション #FC3SDogミッション #FC3SHKS
#DragShifter #ドラッグシフター #シフトガイド #HKSシフトレバー


こんにちは

今週は、先週の週末から、ご来店が多い週でございました
祝日もあったからかな?

いつもありがとうございます(^^)
という事で、お預かり2台 納車は3台

チト 工場もスッキリします

さてさて
お預かりの1台

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LAND CRUSER

この車は、オーストラリア、、AS製でございます
Deesel Turbo

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以前に TURBOを変更して
補器類を制作した車両です

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回転数は4000rpmくらいなのですが

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300ps以上でております
さすがの トルクですね(^^)

このOWNERは SW20、、、、MR2も所有しておりますが
こちらも、エンジン、補器類ともにモディファイしてあります 

そして、、このランクル、
ミッションも ギア比を変更して OHしたのですが
何が大変か、、、、というと

AS製であること、、そう、、輸入車となるのです
PARTSも取れるのですが

確実に、、、だと、まあ、、これも微妙だったりもするのですが
本国からとれば まあ、、良いのですが

金額と時間がかかるわけです

そう、、PARTSはTOYOTAなのに、遠回りとなります
価格は物によっては、色々手数料 関税 送料で10倍だったり
3か月かかりますとか、、

な事もあります
ということで、、TOYOTAから取ればよいのですが
現地で 色々な組みあわせができてしまう車種です、、
輸入車の車体番号では、、、
TOYOTAでも何が ついているかは車検証では解らないのです

ミッションを行った際も まずは、いくつかの候補でまずは安いPARTSを取り寄せ
それが合えば、次は ギアを1個だけ取り寄せ
そのシリーズのミッションPARTSを使用する、、という方法

無いものや、加工で使用できそうな箇所、ベアリングを他で用意して
カラー制作で合わせたり、、、と 非常に手間がかかります

補器類の作り物なんかより、、、
この純正PARTSを国内で 適合させるほうが、、、大変でございます

さて、、
今回は CLUTCH周り
CLUTCH本体は
ミッションを開けた際に OS技研で ワンオフ対応で
2DISKのCLUTCHを制作してもらったのですが

外側 油圧の マスターシリンダー、レリーズシリンダー やホースなどを
交換、、、なのですが

ここでも、、PARTSがはっきりしません
特にマスターシリンダーは、種類が 沢山でてしまい、、、

TOYOTAでも不明との事
外車系のパーツ屋さんんだと、、1個7万前後かかるとの事
TOYOTAなら、2万もしない、、、、

という事で 一か八注文しました、、、

そして、、、、
見事に、、、、形が全然違った、、、、(^^;

純正部品は、まあ、、、これに限らずですが 一度発注したら
相手の手違いでもない限り 辺品は受付られません

それなら、、分解して計測して

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うーん、、、、、行けそう、、、、
と、、、、内部を交換 

古いケースを使用して内部を新しくしました
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ツー事で、、、、調整などをして完了

今回は シンプルな作業でも、場合によっては大変になるね、、、
的な作業でした

それではーーー(^^)


#blackline #ブラックライン #ランクル #70ランクル #ランクルミッションOH
#GCGTurbo #ワンオフ制作 

こんにちは


今日は祝日??
朝 起きたら 子供達が皆 いたので
(仕事は?)と聞いたら  
(今日は 祝日だよ(^^))
と 休みの日は圏央道の真横に工場があるせいか
工場も比較的 静か?な気がするというか
おやすみーー、、、的な空気に感じます 


さて、、、
NEW PROJECT

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SOARERでございます、
MOTORは 7M

7Mは一時 国内最強でしたが、、、、
やはり、小さいPISTONE、確か83ハイ ストロークが91mmだっけな?

回転が回せないので、、
あっという間に VG RB 2Jにとって代わられました

2Jは同じ3Lでも スクエア、、、86×86です
チト 7Mは不利ですが

自分も随分 弄りました 7M
最終的にマネージメントは フルコンになりますが

当時はクランク角センサーをRBにして
NISSANのECUで 制御したりしてました

DENSOのECUはほぼいじれない
FUEL 補正 MAP BOOST REVの変更 点火時期くらい、、

あとはアドレスが、同じ7Mでも でたらめに入っていたりで
発見できなかったり、、

またMAPの拡張が困難でした
なにより、マネージメントの方法が 世代違い

ECUを変更するだけで、かなり良くなったりします

このSOARERは数年前に 大阪からいらして、、、
マネージメントはフルコンに、他色々 調整や作り物を行った車ですが

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今回は少し 変わったアプローチでカスタムしていきます

まずは、、、補器類を全て撤去(^^)
さすがに 古い車両で 組んで随分たっているせいか
結構 手間がかかりました
とりあえず キレイにできるところはこの段階からキレイにしてはいきます

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ICも撤去でございます


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TURBO ウエストゲート IN EXのマニフォールドも撤去
配管も全て 撤去いたしました

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で、、、詳細な寸法を取り制作に入りますが
インテーク側の デザイン形状などは 組んでみてから変更で
形状変更する予定ですので
まずはオーソドックスなデザインで制作を進めます

どんなSPECになるか、、感の鋭い方は上の図面でおおよそ、、、
検討がつくかな?(^^)

つーーーことで、、、、
チト 手間がかかる作り物が多い SPECとなります
これも、、作業してる時間より、、、車の前でジー―――っと考えてる時間のほうが
長くなりそうです

ネチネチ進めます(^^)


#blackline #ブラックライン #ソアラ #20ソアラ #SOARER #7M #ワンオフ制作
#6連スロットル 


こんにちは

いやあ、、、、11月も後半ですね、、、
ホント早い、、、

さて、、、
土日は、ご来店のお客様も多く バタバタした2日間でした

代車など、限りがございますので
ご希望の方はお早めに ご連絡お願いいたします

また、通勤などにご使用されていない方などの場合は
駅まで送迎させていただきますので、
お申しつけください

土曜日は、
ALFAーROMEO GT
シャーシで ご来店
健康診断的な ものです
シャーシダイナモ 
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この車両は、ボルトオンで装着できるようなPARTSが何点か組んであるそうで
自分も こういうのどうなんだろ?的に興味もあり計測しました

POWERは、220PSぐらいでしたが、、、POWERカーブ
到達SPEEDは、、、今一つでした、

ただ、、乗っている分には、あまり気にならない、との事です
CAM SYAFTを交換したら、、どうですかね?と
お話がありましたが、
ECUというかマネージメントをしっかりされる予定が無い車両で
しかも、、純正流用のよなCAMSYAFT 交換だと
変わるとは思いますが、、 対費用効果的には??かなという所があります
要は 金額というか手間のわりに変化が少ない事が多いことも、、

これも、、、 人によって違ってきたりします

OWNERがそんなの関係ない、俺は交換したいんです(^^)
という事であれば、交換しないと満足できないので、交換するのをお勧めしますが
POWERをもっと上げたいんです その方法として、、、
となると、、また選択肢も増えて 方法も増えたり 変わったりするわけです

カスタムの理由 目的はそれぞれ
とりあえず 楽しんで乗ったいただければ、、、と思います(^^)


そして、、、先日お預かりした

FIT


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今回は駆動系 clutchと LSDでございます
マウントも交換&強化ですね

チト FFが続きます

LSDはCUSCO社製です
FFは、、LSD組むのでも、ミッションを分解になりますので
次いでに ミッションOH する場合もありますが


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まだ結構キレイな状態ですので 今回はそのまま

交換できる、ベアリング パッキンなどだけ交換いたします

CLUTCHは、フライホイール事交換する、1plate DISKの物
OGURA のクラッチを使用します

マウントは、新品にしますが
回転方向側は、充填剤を使用してチト 強化

最近 FFが続いたので  STAFFの車両で施工してみたのですが
これが 結構良い感じです(^^)
特に回転方向側のマウントには体感が大きいですね

今回は少し柔らかいもので施工いたします

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とりあえず、、、色々分解 洗浄をしてPARTS待ちでございます(^^)


#blackline #ブラックライン #AlfaRomeo #シャーシダイナモ #FitRS #GK5
#OGURAClutch #CUSCO #LSD #クラッチ交換 #LSD組み込み

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