Blackline Drag Racing

blacklineの RACEや日々作業blog

2022年10月

こんにちはー

10月も中盤ですねえ
今年もあと 2か月ちょっと、、、という話も聞くようになってきました

1年がホント 速く感じるようになりました

さてさて、
先日は、MOTOMIとSUZUKI君と、居酒屋に(^^)
こういうのもたまには、楽しいものでございます
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さて、、、
エンジン室では、相変わらず SUBARU  EJ20を進めております

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HEADを載せました、EJは、左右にHEADがありますので
180度 クルっと回しながら 組んでいきます

そして、タペット調整

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CAMSYAFTは、BC(カムシャフトの大きさ)寸法そのままで、

VVTI用のCAM SYAFTを使用します
VALVEガイドは、入れ替えしたので シートカットをしてありますが
BCがSTDのままですので、 ステムTOPも 寸法指定でカットしてあります

リテーナーはSTDで、SPは太いものに変更、強くしました
リテーナー位置変更なので

密着長なども揃えて確認済みでございます

EJ20は、タペットクリアランスを調整をするのに
リフターごとで交換していきます

RBなどはリテーナーの上にシムを載せるインナーシム
1J  2JなどのSTDは、アウターシム、リフターの外にシムを載せます

アウターシムは、シムの破損や外れるリスクが大きいので
おおよそ POWERを出す場合はリテーナー リフターを変更して
インナーシムにするのが セオリーですね

さらに、、Valveタイミングで、POWERやレスポンスを上げる場合は
PISTONEとVALVEのクリアランスを詰めていきますが、

あまり近いと当たりますので
各エンジン 詰める場合は、おおよそ寸法を決めてあります
リセス加工の寸法指定 などもその対策の一環ですね

さらに、
チタンリテーナーなどを使用すると、、
軽くなりので 慣性がへるので、Vサージングに対してマージン取れますので
さらに詰める場合はチタンリテーナーを使用します


で、、、EJはもはや、、リフターごと、性能はもちろんシムがないので
良いのですが、、、

欠点として、値段が高い(^^;
RBの3倍?くらいします
まあ、、リフター一体ですからねー

並行研磨も熱処理も合わせて調整しますが、、、、
やっぱ高いし大変、、、

SUBARUのEJ20 ビッグボア、ショートクランクで、ショートストローク
国産 MOTORでもっとも高回転に適したSPECかもしれませんので
こだわり?なのかもですね


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つーことで、、、テストリフターを組んで
隙間を計測 引き算 足し算をしてその分 厚い 薄い リフター算出します
欠品や希望の寸法に微妙な場合がありますので
沢山購入して調整していきます
細かい寸法や、欠品している箇所は並行研磨してあわせます


さて、、、
補器類というか水やエアなどなどの配管も新品を使用しますので
非常にキレイでございます

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しかし、、、思ったより交換するパーツが多かった、、のと
 高いですねー
値上がりも影響してきますね

タペット調整が終わったら、MOTORマウントや、サージタンクを装着します
その後 BODYに搭載したら、EXマニを加工制作になります

まだ、かかりそうですが、、ネチネチ進めますー

#blackline #ブラックライン #EJ20 #SUBARU #GRB #タペットクリアランス 
#エンジンOH #COSWORTH #EJ207





こんにちは

今週は、すっかり秋って感じですね

作業もはかどります(^^)

加工完了した、A型のHEADでございます

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車は110SUNNYです 1972y製
地元の仲間、、、
(KAWAGOEーCITY  DRAG RACING)
プライベートカスタムってやつです

燃焼室はまだこれからですが
先にHEADの加工でございます

まず、VALVE
A型は、、、A型用として 販売しているPARTSもあったりもしますが
より高見(^^)を目指す場合が多いので

ほぼ色々なものから流用します
このVALVEも、某2輪車の物、 SET長や ステムトップ位置 コッター位置などは
自分の考えた位置に、VALVEやシート位置も加工していきます

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VALVEガイドはリン青銅ですが、こういうのはVALVEに合わせて 制作か
このVALVE用のガイドをBASEに、リン青銅があればそれをHEAD側を加工して
取り付けます

また、もちろん VALVEシートも大型にしますので
これはワンオフ制作でございます

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カット前のシートリング

良く見ると、元のポートの大きさがわかりますね
内部のシルバーに光っている部分の内径がSTDです

ここまで加工をしたら

ポートを仕上げていきます
これは、本人が顔がうつるまで作りこみます

このポート位置はOWNERが色々試しており
これの前のHEADは10mmくらいはオフセットしていて

ヘッドフランジの取り付け位置も タペットカバー側にオフセットして制作してありました
かなりの斜めポート

今回は、軽くですが、5mm埋めて 上側に拡大して、位置を移動してあります
このくらいでも水穴は貫通しますので

いつも水漏れ対策が大変な加工でございます

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わかりますか??楕円ポートの下側がチト色が変わっている部分がうめられた箇所
上側はかなり持ち上がっております、横の丸い箇所は水ライン
これだけオフセットする貫通しますので
埋めていきます

この車はマネージメントはもちろんフルコンです
12月の MOTEGI シュートアウトには間に合わせるそうなので楽しみでございます


実は、

昔 自分もサニトラに乗っておりました

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写真は30年前に取材を受けた際のもの
いやあ、、、俺もわけーーー
二十歳くらいかな??

doorの鍵穴も埋めてしまい、、鍵なんて無いのが
時代を感じます

この車ではないですが、今でもサニトラちゃん。。。。持っております
好きなんですよねー、、、5台目かくらいかな?

写真の車
もちろん A型ですが
インジェクションでTURBOになっておりました

ECUは、シルビアのものを使用
デスビの所にブラケットを制作して、クランク角センサーを取り付けてドライブしておりました

エンジンは、、、
当時は見習いで、、、かなりの薄給でしたが

かなりMAKE&TRYをしておりました
A15 BASEですが、

何度壊しても大丈夫なように、色々と探し回って
ピンハイト、もちろんボア径 HEAD形状 容量です

TURBOに使えるPISTONEなんて現物で計測するしか無かったので、、
NETがあれば、もっと楽でしたが、、、まだ無い時代の話です

やっと使えそうな、良く落ちているいうか、、、ゴミになってしまうような
PISTONEの中で 理想に近いものを発見

これに合わせて
コンロッドピン位置、直径加工で、、、
世間ではゴミとなる 某78ハイ STD PISTONEが使用できるようにしておりました
解体屋さんで、6気筒のPISTONEなので、、、12個で5000円だっけな?

鉄とアルミに自分がわけるので、解体屋さんも助かった?ので安かったのかな?
つまり、A型は、4気筒なので、3回分のPISTONE
壊したい放題でございます


そして、、、、最も大変で、厄介だったのは HEAD
燃焼室の形状です

A型をTURBOにして、BOOST、1kpaもかけると、、、
溶けてしまいます

(うそだーーー)と思う方は是非チャレンジしてほしい
溶けます、、、

これを 解決するのに、多分 大げさではなく、、、
HEAD50個くらい、、、使ったかな?もっとかもです

A型は、フォークリフトや、バスの発電機にも使用されていたので
当時はあふれかえっておりました

皆そのままでは使えませんが贅沢も言ってられないので加工、加工で使用してました

燃焼室の制作、、、、この形状で、、と

最終的に大丈夫になりましたが
当時、自分以外は、A型TURBOでBOOST 2K以上なんて作れないのでは?と思っていたほどです

最終的に、1500ccを1400ccにして TD07クラスのTURBO
BOOST 3kpaもかけると結構 速く走ってくれました

回転の上がりが急激ですので
VALVE SPRINGも TRIPLE、
通常は、一か所にValvespring 1本というのが多いのですが
 in mid outと3本を一か所に装着してました


昔はNETなかったので、、、ただ、、、よーくMAKE&TRYをして
乗りまわしていただけでしたが

乗らなくなって
よそや、ショップの集まりなんかで、昔の話をすると、結構皆さん知っていたりします

サニトラの、、、INJ TURBOで当時では、珍しかったのでしょうね、、、、

GTRやSUPRA  RX7に勝ったりすると、とても楽しかった(^^)

ちなみに、、、、HEAD交換はいつもスペアを積んでいるので
道端でもできるように、30分でHEAD交換ができるように工夫して補器類も制作してありました

TURBOは、ボルト2本で、、、車から降ろさなくてもヘッドだけ交換できるようにしてありました
OHVで CAMSYAFTは、クランクシャフトの横

ロッカーアーム付けたら ブッシュROD 入れて 8本 タペット調整して完了します

また、時間できたら制作しようと、 A15  A14も持っていたりします
いつか、、、作ろうと持っている車やエンジン、、、、

死ぬまでには全部は作れないだろうな??と最近思いはじめておりますが
手放す、、、、とは考えないのが不思議でございます

それではーーーー


#blackline #ブラックライン #A型 #110サニー #SUNNY #サニトラ
#ヘッド加工 #ポート研磨 #オフセットポート #A型ターボ #サニトラターボ








こんにちは

今週からですが、
新人さんが、入りました


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自分と同じ名前ですが、鈴木君ともうします

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宜しくお願いいたします
水戸から超してきましたので、土地勘もまだなく、
色々大変だと思いますが、

blacklineに来られた際には 声でもかけてあげてくださいね(^^)

さてさて、

まずは、、、
色々と慣れてもらう必要もありますので

11月12日 セントラルサーキット
SUPER  DRAG  FESTIVALを走りますので221012b





















DRAG MACHINEのメンテンスをしないと、、、でございますが

これをアレコレ指示をしながら 進めてもらっております

まずは CLUTCHから、、ですが
Front Cowlを外すと結構邪魔になりますので

つるしてしまいましょう

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天井まで吊り上げてしまいます(^^)

CLUTCHは、走行1本ごとにセッティングしますので
走行毎に、Missyonを降ろす必要があるので

簡単に外せるように制作してあります
内装のPANELを全部外して ミッションを後ろにSLIDEできるようにしてありますので
基本的に車内で作業が完結できます

今回は加工もしないとなので早めにまず分解
Clutchについてはまた 別で書きます

DOORとfront CAULは、ローダーなどに積載する際や
メンテンスの際には 外して行うので
簡単に外れるようになっております

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という事で。。。。メンテンス開始


ネチネチ準備を進めます


#blackline #ブラックライン #sc300 #DragMachine #DragRace #2JZ #LENCO
#パイプフレーム #SliderClutch #JZZ30 #ソアラ 

こんにちは

今日はチト 気温もあがりそうですが、、、

湿度もなく秋晴れって感じでございます

エンジン室では、今 EJが幅をきかせておりますが、、、
片隅では、ネチネチミッションを組んでおります
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blacklineで一番多いのは、やっぱHKSのミッション

最近 、週に1,2本はお問合せ戴くのは
(中古で購入した(したい)のですが、OHできますか?)というものですが、、、

ギア制作 シャフト制作 DOG補修 無傷のギアを使用前に粘り 表面硬度を変更も可能です
おおよそのトラブルは対応できますので 不安な箇所はご連絡ください

まあ、、、なんでもできるわけでもないですが、、努力をして解決しております

つーーーことで、
ギア加工 完了 DOG補修や、ギア制作して熱処理 ショットをかけた所

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 制作したり、ギア側を補修した場合は、当たりも確認しております
こうすると、、安心でございます

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このギアの当たりを見る治具も、、毎回よーーーく使う物と、、
1回しか使わないもの、、、結構、、、ギア制作だと こっちの一回しか使っていないものが
ほとんどでございます

そうそう、ご自分で組まれる方、
中古の場合、特に初めて、、、という方は分解する際に

寸法というか、、ギア同士がちゃんと嚙み合っているか? 
センタープレートに、削れた跡がないか?
シャフトやギアにガタがでていたいないか?を

必ず先に確認してください
なぜかと言うと

間違って組まれているミッションが多くなってきました

中古で買われたミッションで、、、HKSで組んだままの物は良いのですが
これは、おおよそパッキンの種類で解るのですが

そうでは無い場合、組み間違いが多くなってきました

それはそうですね、、、もう販売終了してから随分経ちます
分解するSHOPさんも多いです

しかし、、、、間違って組んでいたり、曲がりを見ていなかったり、、、

やはり、お問合せで来るのが、

(組んだのですが、、、、PARTSが余ってどこに入るかわからないので教えてほしい)

というもの、、、
これは、、、自分で組んでいないので何とも言えませんというか
お応えしないようにしております

電話やMAILなどでは 伝わりにくいのと、意外に時間もとられてしまいます
控えていただくと、、、助かります


そんな状態でも なんとか動いていたりもします
組めてしまうわけですが、、、
やはり、トラブルがでてしまいます
余計に手間やお金がかかってしまうので

分解時に、必ず 各部の確認をして間違っていそうな箇所は改善して組んでください

また、中古で購入の方は、使用前にできましたら分解確認を推奨いたします
DOGは、、、トラブルが解りずらいのです

売り手側は、絶好調 完璧です という感じで購入
その後、、、すぐギア抜け、、、
(騙された、、、)という話も多くきますが
これは、売り手には、ほぼ悪意はありません

そういうものなのです、、、
DOGがかみ合って動力を伝達するので

摩耗が限界になると、、、
いきなり、、動力がつながらなくなります
1秒前まで元気なわけです

これは構造の特性上仕方のないところ

写真のはかなり摩耗していますが
ギアによっては、、、これで?ぬける?って摩耗でも抜けてしまいます

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5mmほどの凸凹がかみ合っているだけですので
特に Iパターン、、、シーケンシャルは、
新品でも、2000Kとか3000K以内でのOHを説明書で推奨するほどでございます

しかし、DOGの寿命は乗り方がかなり大きなウエイトを占めます
1日持たない人もいれば、、、5年なんともないって人もおります

それでも、競技用ミッション、、、搭載前の確認は大事
DOG 傷んでいる場合は先に修理もできるし

みなキレイであればそのまま、熱処理しても、そのままでも組めますので

ケース分解して DOGがキレイであれば
そのままケースを洗浄して組み込みますので、費用も抑えられます

こちらは、作業をお受けした場合は、お金を頂く立場、お客様は支払いをする関係ですので
なかなか、伝わりずらい、、、安く仕上げたいお気持ちもわかりますが

一応 推奨しております
そういうもの、、、なので

しかし、、、DOGミッションは1度乗ってしまうと、、、
もうシンクロ付きミッションには戻れません、、、、
かなり速く走れるようになると共に、
気分はRACERでございます(^^)

さて、、、
また、ネチネチ組みますかね

それでは

221010g
























#blackline #ブラックライン #HKS #HKSミッション #ミッションOH #ギア制作
#DOG修理 #ドグミッション #シーケンシャルミッション

こんにちはー

今日はチト 暖かくなるらしいですが、
1週間ですごい変化ですね

体調きをつけないと、、でございます

さて、

作業進行中のPROJECT  

SUBARU  GRBでございます

PISTONE RING の合口合わせも終了したので
BLOCKに METAL ベアリングを組み込み

Crank Shaftを サンドします

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ここから
コンロッドを組み込み

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PISTONE 入れていきます
いつも HEAD 閉じる度に PISTONE サヨナラって思いますが

まあ、、あまりすぐには 会いたくないものですねー


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EJ20は割と組む MOTORですが、、
やっぱチト 直列にPITONEがあるエンジンと比べると組み方が違います

RBのほうが、内燃機加工なども安いくらいだし

同じく HEADが2個のV型とも違います
あっ、、、面研しすぎると 左右に渡って装着しなければいけないPARTS
例えばマニフォールドなどが そのまま装着できなくなるので
そこが要注意でございます

PISTONE 組み込み REARのOIL SEALを入れたら
エンジンハンガーに移動(^^)

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次はHEADを組みますが
ここからSTANDなので、作業がしやすくなります

まだ先は長い、、、ですが
こういう作業は、分解してから 1度洗浄してから、各部計測 確認
その後 内燃機加工、

仕上がり後 またバリ取りや養生、仕上がり寸法の計測
そして、仕上げで洗浄にて

やっと組み込みです
下準備のほうが何十倍も手間がかかります

千里の道も一歩から、、、
手を抜かずネチネチこなす 地味な作業が必要となります



そうそう、、、おまけですが
DRAG MACHINEを走らせる際に 特に自分達で撮影や動画を撮った事がなかったのですが
今回は撮ってみようと、、、

某所から COPRO4?かな?を借りたのですが

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説明を聞くとなんだか ピントを勝手に変えてしまったり

何気にきれいに撮るのは難しい?らしい、、、、

ウーンダメならダメで仕方ないか、、、て感じですが

Team CrewのMITUHIRO氏に任せましょう

ツー―ことで Gopro 撮影に詳しい方
是非 アドバイスでもお願いします

それでは


#blackline #ブラックライン #SUBARU #EJ20 #GRB #インプレッサ #エンジンOH
#COSWORTH #H断面コンロッド #GOPRO



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